★3 | 新珠三千代の、せっかちで男勝りで、蓮っ葉で男に甘い役が新鮮。宝塚の先輩・轟夕起子ともいいコンビ。川島雄三の陰の部分が色濃く出てると思うが、ラストは妙に明るい。['06.5.21VIDEO] (直人) | [投票] |
★5 | お父ちゃんに買って貰ったオモチャの刀が川に流れて行ってしまう。この狭い土地で起きた僅かな時間と出来事など、何事も無かったかのように流れて行く。人生は非常で無常であるが、かつ希望もその流れの先にある。そんなナチュラル感が堪らなく良い。 (sawa:38) | [投票(5)] |
★4 | てんでだらしない役立たずの男に、ついついついていってしまう馬鹿な女。でも、あの頃は何処かにそんな奴らの居場所はあった。人間のどうしようもない愚かさが腸ににじみいる。轟夕起子の人情の匂いは砂漠のオアシスか。 (水那岐) | [投票(3)] |
★4 | 消えた町を記録してしまった文化財映画。この前跡地を散歩してきたのだが、轟夕紀子さんの居酒屋跡と思しき場所にウヨった北方領土返還の大看板が立っていて驚愕。追善供養碑に参って周りの雑草抜いてきました。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |
★4 | 観た後に爽快感が残る映画。二人の将来に何が待ち受けているか夢が持てる。 (りかちゅ) | [投票(4)] |
★5 | 背の高いビルのないこの頃、東京の空は広かった。そこへ、どうしようもない二人の焦燥・ヤケクソ・欲望の昂ぶりを余すところなく表した音楽が流れる。放浪と無所有への憧れに満ちて甘美。 (淑) | [投票(1)] |
★3 | 昨今は見掛けない心優しい名作。しかし珠玉の名作と呼ぶのは似合わない気もする。3.7点。 (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] |