★4 | 当時の大映にしてはキャストに豪華さが無いものの、その分、内容に力を入れてると思うくらいに面白い。当時の勝新は、とっくにブタになってるが、もう本当に可愛い。粗野で乱暴者だけど憎めない、愛すべきキャラを他に変えがたい存在感で好演。田村高廣のインテリ軍人ってのも、ハマり役だなぁ。余りに勝新を可愛がってて、ホモっぽさが漂ってるが。['07.7.22新文芸坐] (直人) | [投票(2)] |
★5 | 日本映画の代表的な娯楽映画の一つ。インテリの田村がヤクザな勝に男惚れしていく時の慈悲深い眼がなんともいえず最高。 (sawa:38) | [投票(2)] |
★2 | 想像したほどの痛快さはない。かといってリアリズムに徹しているかといえばそうでもないように思われる。結局はあまり映画映えしない古参兵と極道兵士との友情物語。喧嘩とヘソ酒くらいに夢を託すのでは、所詮戦中派の夢か。 (水那岐) | [投票] |
★4 | 単独主演の重責から外れて生気溢るる勝新、淡路恵子のコメディエンヌ振りやカップミュートのラッパでもって醸し出されるヒューモアが、アルトマンの諸作と共振を起こし、『人間の條件』とは別の切り口で、個人であることを全面肯定している。 (寒山拾得) | [投票] |
★4 | もううんざりの軍隊生活の割りに、こういう映画は見ちゃうんだよなー。憎しみつつも愛していたのか、自衛隊生活… (りかちゅ) | [投票(3)] |
★4 | ポスターは豪快なハチャメチャ(エロ)軍隊ものの様に書いてあるが、実際はギリギリ現実(リアル軍隊)の中で勝負しており、それだけに予想以上に無茶苦茶なトンでもない映画であった。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] |
★3 | 表で階級、裏で年季がものを言う軍隊ヒエラルキー。そのしがらみを裏に表に踏み破るヤクザとインテリの兄弟分。 (鷂) | [投票(2)] |