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池田敏春の映画ファンのコメント

死霊の罠(1988/日) MISTY(1991/日) いきすだま(2001/日) ちぎれた愛の殺人(1993/日) 鍵(1997/日) 人魚伝説(1984/日) 湯殿山麓呪い村(1984/日) 秋深き(2008/日) 天使のはらわた 赤い淫画(1981/日) 女高生 天使のはらわた(1978/日) ハサミ男(2004/日) くれないものがたり(1992/日) 魔性の香り(1985/日) ひと夏の体験 青い珊瑚礁(1981/日)が好きな人ファンを表示する

妻への家路(2014/中国)************

★4忘れてしまいたいことと、忘れられないこと。葛藤の末、妻の時間は止まり、夫はカタチを失くしたのだ。残ったのは純化された愛のようなもの。夫も娘も、妻とともに待ち続ける。三人はいったい何を待っているのだろう。あの橋の向こうから何が来るというのだろう。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
★5虚仮の一心を描き続けて四半世紀、チャン・イーモウはついに超然とした世界を物した。見事な老境の作品。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★5武侠映画を経由した藝謀が到達した序盤の編集ダイナミズム。駅でのクライマックスで一瞬の邂逅が劇的に刻印される。その余熱を引きずりつつ積み重ねる残りの月日が冷めゆく追憶の無為な消費に終わったとしてもいい。永遠の一瞬にこそ意味があるのだから。 (けにろん)[投票(1)]
★4自意識を失い動物と化したものを虐待するイーモウのフェチが、忠犬ハチ公に近似する形で露見している。政治的正しさからの解放が事を異星人との疎通を試みるような技術論に還元するのだが、この面白さはコン・リーの症状に対する語り手の恣意性と紙一重である。 (disjunctive)[投票]