★4 | 南の物質文化に感化されるパターンの米国的価値基準に転びそうになりつつ寸でのとこで躱す繰り返しなのだが、やがて、腐れ嫁基準で回る南のダメファミリーさえ一生見果てぬ羨望であることの北の現実を思い知る。温い見てくれの皮下に流れる鮮血が時たま滴る。 (けにろん) | [投票(3)] |
★3 | 何と面白い設定。心情的にみんながワカル映画だ。これだけ面白い脚本なのに、監督の技量ってやはり映像にそのまま出ちゃうんですね。 [review] (セント) | [投票] |
★4 | 偽家族の情が理念を浸食し、まさに「隣り合わせ」の喜劇と悲劇が渾然一体。突如、境界が失せる船上芝居は圧巻。猛毒をはらむキム・ギドクの発想力と、その「猛」を中和して新たなギドク節の可能性を開いたイ・ジュヒョン監督の構築力。飛躍と統制が生んだ快作。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | これは、キム・ギドクから北朝鮮に発せられたメッセージなのだろうか。そういうワザとらしさがありつつも、見終わって何とも切ない気持ちになる。 [review] (シーチキン) | [投票] |
★4 | 設定の面白さだけの上っ面映画かと思ったら、なかなかどうして。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(3)] |