コメンテータ
ランキング
HELP

清水崇の映画ファンのコメント

輪廻(2005/日) こどもつかい(2017/日) 忌怪島/きかいじま(2023/日) 樹海村(2021/日) ホムンクルス(2021/日) 富江reーbirth(2001/日) 吸血少女対少女フランケン(2009/日) 呪怨 パンデミック(2006/米) ユメ十夜(2006/日) 呪怨 ザ・グラッジ3(2009/米) 稀人(2004/日) 魔女の宅急便(2014/日) 戦慄迷宮3D THE SHOCK LABYRINTH(2009/日) 呪怨2(2000/日) THE JUON 呪怨(2004/日=米=独) ミンナのウタ(2023/日) 犬鳴村(2020/日) 呪怨2(2003/日) 呪怨(2002/日) コワイ女(2006/日) 呪怨 白い老女(2009/日) ラビット・ホラー3D(2011/日) キョンシー(2013/香港) 牛首村(2022/日) 非女子図鑑(2009/日) 呪怨(1999/日) 呪怨 黒い少女(2009/日)が好きな人ファンを表示する

赤い戦車のコメント************

★4輪廻(2005/日)アイデンティティの揺らぎ、崩壊を見事に視覚的に表現できている。過去と現在、2つのホテル内装の凝った美術も秀逸。ケレンのあるカメラワークと引き出しの多い大技小技交えたホラー演出。これはサービス精神満載で楽しめる。[投票]
★4樹海村(2021/日)清水崇では久々に見応えのある力作だ。序盤、箱が発見された場面においてローアングルのめまいショットから違和感を持たせ、その後すぐのトラック事故の瞬間的な切れ味も良し。清水崇の快調ぶりがよく分かる。 [review][投票(1)]
★2戦慄迷宮3D THE SHOCK LABYRINTH(2009/日)暗がりの照明がホラー然としていて意外と悪くなく、遊園地のアトラクションがロケ地であることを逆手にとり、ショット間や階段・扉・廊下の曲がり角などで時空間をも自由に次々と跳躍させてしまう様は、あえて擁護すれば後期ゴダールの出来損ないのように見えなくもない・・・が、正直この出来の前では虚しいわな。いやあ、つまらん。頭突きには笑った。[投票]
★3呪怨2(2003/日)今回は別の場所へ出張の多い枷椰子。そのため荒唐無稽さにおいては前作より上昇していることもあり退屈しないのだが、毎回時空間を捏ね繰り回すのは監督本人がよく飽きないなあ、と(この手法は『輪廻』で良い形に結実するが)。そもそも女優が揃いも揃って厚着ってのは色気がなくて痛い。冬場だからとか映画に関係ないでしょ、これはホラーなのだからせめて二の腕ぐらい見せろよ。[投票]
★3呪怨(2002/日)怖いかどうかより面白いかどうかの方が映画にとって重要であるのは恐怖映画であろうが別のジャンルであろうが変わりはない。その点から言えば本作は突き抜けはしないがオフスクリーンの見せ方などまあまあ面白い。時空を越えた父と娘の邂逅、或いは指の間から除く枷椰子の素顔。何故か物悲しささえも漂わせるこの場面に関しては見事。[投票]
★3ラビット・ホラー3D(2011/日)戦慄迷宮』よりは出来が良い。満島ひかりの口がきけないことから視覚とアクションで示していく演出が悪くないのだが、その後彼女の説明的ナレーションが入ることで相殺されているのが難点。序盤30分の恐怖演出は近年のJホラーでも出色で瞬間的な面白さでは『輪廻』にも迫る。このような作品を撮れるなら清水崇もまだ捨てたものではないと思わせる。[投票]
★4牛首村(2022/日)前作に続き清水崇の復活が本当に嬉しい。前半の恐怖演出は秀逸(siriの不気味さ!)で昼間の怪異が多いことにも快調ぶりが伺えるし、落下演出で統一するのもいい。ホームでの長回しも何も起きないずらし方が逆に現場レベルの判断で急遽チャンスを逃さず撮影したのだろうと思わせ、悪くない。確かにあの雨と風と雷鳴は撮りたくなる。 [review][投票]
★4呪怨 黒い少女(2009/日)窓際に佇む少女とその奥の黒い闇。或いは夜道で電灯の周囲を取り囲む暗黒。病院廊下の薄暗さ。オープニングでの立ち止まる児童の足から教室の窓、窓の内側でのたうつ少女、駆け出す少年と置き去りにされた傘。蠢く白布、影。除霊の下準備。あくまでも画面で勝負しようという心意気がいい、光に対する感覚も悪くない、何より冒頭などを見ると活劇を撮る才能にも恵まれている、この監督は将来化けるかもしれない。期待を込めて4点。[投票]