★4 | 正直、採点が難しい作品。二階堂ふみが映される時にだけ安堵が漂うことで救いある作品に仕上がった感があり。東北大震災・津波被災地の映像挿入や生まれ落ちた環境における不幸のてんこ盛りも、震災で全てを失った方々を投影し、そんな絶望的な環境下の方々へのエールと受け止めると、ようやくこの点数になる。そんな感じです。 [review] (IN4MATION) | [投票(2)] |
★4 | カット割りすぎなのが気にかかるが、中々面白い。それは端的に言えば被写体が良いから。染谷将太は「愛のむきだし」の西島隆弘と同じく身のこなしが素晴らしいし、文学調の台詞も彼の声を介せば浮くことがない。園映画に最も必要なのはよき被写体だ。 (赤い戦車) | [投票] |
★5 | 住田くん的要素はあるか?ちゃんとした大人になれたか?ふたりの叫びを聞きながら、というかもはや浴びながら、少しだけそんなことを考えた。答えはないけど…。でもね、叫びは届いたよ。まずはそれだけ。 (あちこ) | [投票] |
★5 | 原作ファンでもある私は複雑な心境であるが、園監督の暴走絵図はすがすがしいほどさっぱりしていて、なにをどうしてもこのような結果になってしまう監督の姿がまさにヒミズを思わせる。二階堂ふみの底なしぶりが怖い。 (サイモン64) | [投票] |
★4 | 家の中に死刑台つくる親がいるか! 82/100 (たろ) | [投票] |
★5 | 冒頭から執拗に繰り返される震災の映像とモーツアルトのレクイエム。今や、世界は朽ち果て人々は鎮魂のみを必要としているのか。あるいは、それでも立ち上がることを求めているのか、、。
[review] (セント) | [投票(6)] |
★5 | 再生とか綺麗ごとの修辞ではなく自壊寸前の剥き身で再構築されよ若人よ…と言うことだろうし、でんでんや渡辺に仮託された未来を見据える親爺たれという園子温の時代感覚は圧倒的に正しい。坂道や池を配したロケ美術も久々に映画を感じさせた。
(けにろん) | [投票(4)] |
★5 | 無根拠な「がんばれ」 [review] (寒山拾得) | [投票(4)] |