★5 | いつか、「ヒロシマは再生のシンボルだ」と言って、イラクへ帰っていった小児科医のことを思い出した。これまでも、これからも反戦のシンボルであり、再生のシンボルでなければならない。そうありつづけるために、私たちには責任があるのだと強く思う。 [review] (kazby) | [投票(5)] |
★5 | 父は元気のない娘を幸せにするために出てきたのではない。 [review] (寒山拾得) | [投票(4)] |
★5 | 珍しい二人劇。心の傷をそっと癒し、さらに人間が生きる糧である希望にまで昇華させた受け継ぐべきものとしての父と子。娘が恋をしかけた時に父が甦るのも遺伝子(後世に伝えてゆく存在)の不思議さか。それは命と愛なのであろう。秀作。 (セント) | [投票] |
★4 | 舞台劇のような宮沢りえと原田芳雄のやりとりが、はじめは慣れなかったが、テンポに慣れてくると心地いい。淡々とした語り口からでてくる父と娘のやりとり。 浅野忠信の無口な役柄といい、全体的に静かな雰囲気が、かえってメッセージ性を強める。ドラマ性を排した大胆な設定が、斬新でそれが成功していると感じた。じわじわと鑑賞後、胸にあたたかいものが広がる映画だ。
(ことは) | [投票(2)] |
★4 | 黒い出口 [review] (グラント・リー・バッファロー) | [投票(1)] |