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伊集院光の映画ファンのコメント

ゲゲゲの鬼太郎(2007/日) Go!(2001/日) ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌(2008/日) 来る(2018/日) 私はいったい、何と闘っているのか(2021/日) マルタイの女(1997/日) 踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!(2010/日) FATMAN BROTHERS 百貫探偵(1995/日) かぐや姫の物語(2013/日)が好きな人ファンを表示する

ぽんしゅうのコメント************

★4来る(2018/日)人が“邪悪”と決別できないのは、実は人が人としてあるべき優しさのせいで、その優しさは他ならぬ個人の弱さの裏返しで、決して全体のためにならないという強者の正義は、正論か傲慢か、という市民と国家の在り方論争みたいな土壇場の葛藤が理屈っぽくて、好き。 [review][投票(4)]
★2マルタイの女(1997/日)ただの我がまま二流女優にしか見えないビワコ(宮本信子)が致命的。中心軸に吸引力がないのだから話は拡散し続ける。北野映画を思わせる伊集院光の猪突アクションと津川雅彦の底なしの虚無(今にして思えば伊丹の苦悩が漂う)が突出していびつに美しい。[投票(3)]
★5かぐや姫の物語(2013/日)かすれ歪み一瞬たりとも定型を構成しない輪郭線は、まさにこの世の無常の具象化。自然の摂理を経てこの世に誕生した生命ではなく、生まれながらにして生をまっとうできない運命の「かぐや姫」もまた無常の象徴。その裏返しとしての現世肯定に涙が止まらなかった。 [review][投票(7)]