★3 | 愛と誠(2012/日) | 最初の曲は秀樹でなくてはならないのは当然。その分期待が嫌が応にも盛り上がったのだがどの曲もワンコーラスでもっと盛り込めなかったかなあ。音楽劇としては中途半端過ぎて、ただの賑やかしでしかない。この作品の主旨はみんなわかっていそうなのだが、それでもどこかに照れが出ているのか振り切りが甘い。バカバカしさが昇華すると、感動にも変わると証明できるくらい、もっと熱くくどく捻じ伏せて欲しかった。 | [投票(1)] |
★4 | 悪夢のエレベーター(2009/日) | 本当に初監督?と思うくらい「こなれた」作品。原作の意外性をしっかり描けている印象なのだ。舞台作家らしい限定型密室が活きているのだが、そこは映像作品として室内以外にもちゃんと気が配れている。演技合戦では内野がさすがにひとつ頭が出ている印象。ちょっとラストがおざなりなのだが、ご祝儀としてこの点を。 | [投票] |
★4 | 十三人の刺客(2010/日) | 松方ですらバックボーンを描かない「使い捨て」。そういう意味では首尾一貫している。しかし、観終わってスッキリかといえば、そうでもなかった。どうも気になったので再見した。
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★3 | 20世紀少年<最終章> ぼくらの旗(2009/日) | 見終わってみると、自分にとってはトモダチの正体が重要なわけではなかったことに気づいた。思い出してみると3作通して同じようなシーンの繰り返しだったなあ、という感想。つまらなかったわけではないが妙に心に残らない。最後の辻褄の決着だけはなるほどと思えたが、強引といわれればそうとも思える微妙さがあった。 | [投票] |