★2 | 冒頭、遠目から近寄る船と並べた手前で風を切る玩具をピンボケで捉えるところから、既に厭になる。『Helpless』の丁寧さからえらく後退したものだ。灯台とビール瓶がパンフォーカスになっていない『浮草』などあり得ないじゃない。弱い演出を補おうと音楽に頼り過ぎだし、この音楽の一貫性のなさがいかにもダサい。 (寒山拾得) | [投票] |
★4 | 散漫。『EUREKA』にあった求心力はどこにも見当たらない。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★5 | 端から連続性など放棄して過去を待たない女(石田えり)の不気味な包容力は、人生の連続性を失った者(従業員)達にとっては女神の魔力。その力に、女神自身の手で過去を寸断され怨念を武器に対峙する男(浅野信忠)。暴力と平穏の予感が危うい均衡でせめぎ合う。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(6)] |
★2 | 中村嘉葎雄のビンタが全て。 [review] (chokobo) | [投票] |
★3 | だが、この爽やかさ、明朗さが、嫌だ。この嫌さは、<母>の冷酷な包容力ではなく、映画のミニチュア的な作り物感に由来する。肝心な所を伝えきってサーガを閉じたかったのか、終盤、台詞が妙に説明的。 [review] (煽尼采) | [投票(4)] |
★4 | ジョニー・サンダースの曲を主題歌に持ってきて作品世界にきっちり嵌め込むセンスは素晴らし過ぎます。 [review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |