バッド・ベティカーの映画ファンのコメント
ゑぎのコメント |
最後の酋長(1953/米) | 実に不思議な西部劇だ。しかし素晴らしい活劇であり、バッド・ベティカーらしい全く見事なクライマックスの緊張感を持った映画だ。何よりも、ロック・ハドソン、アンソニー・クィン、リー・マービンらの人物の描き分けが見事。 | [投票] | |
シマロン・キッド(1951/米) | ストーリとしてパッとしないので、映画からストーリを汲み取ろうとする人が映画ファンの大多数を占めるとすれば、振り向かれないのも頷けるのだが、しかし、このアクション・シーンの見事さはどうだ!機関車の操車場を使った銃撃戦の演出はどうだ!こんな演出他の映画で見たことない。 | [投票] | |
七人の無頼漢(1956/米) | やはり、恐るべき安定感と簡潔さ。こゝまでシンプルかつ揺るぎない画面造形を持つ西部劇は他にモンテ・ヘルマンぐらいしかないのではないかと思える。例えば、冒頭の乗馬で荒野を行くカットをつなげる部分でも完璧なアクション繋ぎを見せる。 [review] | [投票] | |
真昼の死闘(1970/米) | ドン・シーゲルとガブリエル・フィゲロアの幸福なコラボレーション。冒頭タイトルバックから実に美しい夕景を見せてもらえる。思わず『許されざる者』の夕景を想起してしまった。これもまたシーゲルからイーストウッドへの継承の一端かも知れない。 [review] | [投票(3)] | |
灼熱の勇者(1955/米=メキシコ) | 自身もかつて闘牛士だったバッド・ベティカーの闘牛への熱い想い。神話的と云ってもいいプロット展開はどうしようもなくメロドラマだが、ベティカーとルシアン・バラードは草原の黒い牡牛のカットなど息を呑むような映画的瞬間を定着させている。 | [投票] |