★4 | ベースとなる韓国現代史を知っておくとより楽しめる。が、そういった内容に関わらずとにかくソン・ガンホの演技が凄い。以前から仕草ひとつ、表情ひとつで全てを表現できる稀有な才能の持ち主だと思っていたが、この作品でその思いを完全なものにした。 [review] (ナム太郎) | [投票(2)] |
★5 | 「天皇の料理番」みたいなものかと眺めたら全然違った。延々と繰り返される、立てなくなった息子の描写が忘れ難い。プレスコードのなかでの、ギリギリの怒りの表出。 (寒山拾得) | [投票] |
★3 | 寓話性を持ち込こむことはかまわないとしても、そこに笑いを武器として「何かと闘う」という作者の覚悟が足りず、個的権威でもなく、小市民的従属でもなく、時代そのもをあざ笑う対象に規定しているように見えてしまっていることが、この作品の曖昧さの原因。
(ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | 何かイヤな映画だ―権力に好きなようにされて。現実はこんなものだろうが、だからこそ映画というフィクションの世界の中では一矢報いさせてやりたかった。 (KEI) | [投票(1)] |
★4 | 朴正煕政権下の韓国を、庶民の目から描いた作品です、韓国版フォレストガンプと言ってもいい作品ですね。 ソン・ガンホのユーモラスでありながらもシリアスな演技が素晴らしく、軍事独裁政権のもとで翻弄される姿が胸を打ちました (TM(H19.1加入)) | [投票(1)] |
★4 | 何を笑うかが、今ひとつ定まりきっていないような感じもする。 [review] (シーチキン) | [投票(4)] |
★3 | 翻弄される庶民を描いたのはいいが、権力者に対する鋭い風刺や〈小市民〉に対する深い批判が無い限り、作品として力が弱くならざるを得ない。寓話的な描き方自体は、この作品に関しては郷愁を感じさせて良い。3.7点。 (死ぬまでシネマ) | [投票(2)] |