コメンテータ
ランキング
HELP

澤井信一郎の映画ファンのコメント

麻雀放浪記(1984/日) 早春物語(1985/日) 福沢諭吉(1991/日) トラック野郎・望郷一番星(1976/日) めぞん一刻(1986/日) Wの悲劇(1984/日) トラック野郎 度胸一番星(1977/日) 恋人たちの時刻(1987/日) 仔犬ダンの物語(2002/日) 野菊の墓(1981/日) 日本一短い「母」への手紙(1995/日) 17才 旅立ちのふたり(2003/日) ラブ・ストーリーを君に(1988/日) わが愛の譜 滝廉太郎物語(1993/日) 時雨〈しぐれ〉の記(1998/日) 蒼き狼 地果て海尽きるまで(2006/日=モンゴル) トラック野郎 御意見無用(1975/日) トラック野郎・爆走一番星(1975/日)が好きな人ファンを表示する

故郷(1972/日)************

★5時代を記録しようという山田監督の姿勢が最高度に達した傑作。ある時代の変遷を描写して簡潔かつ雄弁。 [review] (寒山拾得)[投票(3)]
★4苛立ちの矛先を向ける相手が見えない夫。不安を日常に封じ込め忍従する嫁。操舵席に並び、前方を見据え船長と機関長は内海を行く。その目は、ときに慣れ親しんだ島なみに安堵し、ときに茫漠たる行く末に慄いているように見える。“時代”のテコは、いつも容赦ない。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★5山田渾身の作。彼の感受性がよく出た、緻密な作品作りを評価したい。佐藤勝の音楽も負けていない。お登紀さんのテーマ曲が絶品。民子3部作の2作目だが、‘男が仕事を変える時’として見た。時代の流れは常にあり、精一には決して負けてはいないぞと言ってやりたい。 (KEI)[投票]
★4高度成長を経て日本の社会が大きく変貌しようとしていた時代。その変貌とはどういうことだったのか、庶民の目線で描いた映画。最後の井川比佐志の「なんでかいのう…」というセリフのシーンは心にしみる秀逸さがあった。 (シーチキン)[投票(3)]