谷村美月の映画ファンのコメント
誰がため(2008/デンマーク=チェコ=独) |
ナチスに抵抗するレジスタンスもの、と言えば今までかなりの佳作があった。でもこの映画、ちょっと毛色が違います。レジスタンスを支援する国民の顔が見えて来ないのだ。 [review] (セント) | [投票(3)] | |
劇中で何が起ころうとも、一貫して冷徹さを保つカメラ。暗がりに揺蕩う煙草の煙。光と影のコントラスト。まさしくハードボイルドな傑作。 (赤い戦車) | [投票] | |
マッツ・ミケルセンの好演が光る。72/100 (たろ) | [投票] | |
非の打ちどころなく完璧、という映画ではない。しかし驚きに満ちた強靭なロングショット、そこにおいてぶっきらぼうに突発する暴力にぼろぼろに打ちのめされる。「人が人を殺すこと」とはこうも凄まじく、あっけないものなのか。冷たい殺戮の映画――『シンドラーのリスト』『ミュンヘン』の系譜。 [review] (3819695) | [投票(1)] |