コメンテータ
ランキング
HELP

渋川清彦の映画ファンのコメント

Playback(2012/日) フィッシュストーリー(2009/日) 偶然と想像(2021/日) 生きてるものはいないのか(2011/日) 蘇りの血(2009/日) ジョーカー・ゲーム(2015/日) お盆の弟(2015/日) キネマの神様(2021/日) 破壊の日(2020/日) 追憶(2017/日) 極道大戦争(2015/日) アウト&アウト(2018/日) 夜明けのすべて(2023/日) 怪物の木こり(2023/日) 一度も撃ってません(2019/日) パンク侍、斬られて候(2018/日) 千年の愉楽(2012/日) ちょっと思い出しただけ(2021/日) 孤狼の血 LEVEL2(2021/日) 昼顔(2017/日) ゴールデンスランバー(2010/日) 月夜釜合戦(2017/日) 11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち(2011/日) ろくでなし(2016/日) 最終兵器彼女(2006/日) 横道世之介(2012/日) 泣き虫しょったんの奇跡(2018/日) 菊とギロチン(2018/日) 半世界(2019/日) M(2006/日) 異動辞令は音楽隊!(2022/日) つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語(2012/日) キングダム2 遥かなる大地へ(2022/日) ラブ&ピース(2015/日) ソレダケ that’s it(2015/日) キャプテントキオ(2007/日) 無認可保育園歌舞伎町ひよこ組(2007/日) バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版(2022/日) 海燕ホテル・ブルー(2011/日) アレノ(2015/日) 聖地X(2021/日) 下衆の愛(2015/日) 外事警察 その男に騙されるな(2012/日) ウィーアーリトルゾンビーズ(2018/日) せかいのおわり(2004/日) ばるぼら(2019/日=独=英) ルームロンダリング(2018/日) HOMESTAY(2022/日) 柴公園(2019/日) セイジ 陸の魚(2011/日) 37セカンズ(2019/日=米) そして泥船はゆく(2013/日) 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(2007/日) 目を閉じてギラギラ(2011/日) 閉鎖病棟―それぞれの朝―(2019/日) 狼煙が呼ぶ(2019/日) ツユクサ(2022/日) 蜜のあわれ(2016/日) 止められるか、俺たちを(2018/日) 俺俺(2012/日) ボーイズ・オン・ザ・ラン(2010/日) ガールフレンド(2004/日) PASSION(2008/日) 46億年の恋(2005/日) Winny(2022/日)が好きな人ファンを表示する

そして父になる(2013/日)************

★3物語の「とりあえずの結末」が提示する「漠然とした次」をみると、血か時間かという問題は現代の価値の不確かさの暗喩であり、是枝裕和の念頭にある命題は「信じていたもの」の揺らぎと、その後に待っている「さすらい」とどう向き合うかということなのだろう。 [review] (ぽんしゅう)[投票(4)]
★51人の父親の子どもとの或いは社会との親和性の喪失と再構築の物語で、極限化された快楽システムに疑問を呈し、時には自壊する必要性を問うている。それだから終盤の父子の移動シーンは複層的に涙なしには見れない。ショットはアルメンドロス的に怜悧。 (けにろん)[投票(2)]
★5言語、国籍が違おうとも、こういう、親子とは何かという本源的なテーマは映画として持つ力がとても強いと思う。 [review] (セント)[投票(1)]
★4現実に起こった取り違え事件を題材に野々宮良多(福山雅治)に焦点を当てた本作。ドキュメンタリーの方を先に見て思ったのは、一番の被害者は親ではなく子供たちだということ。そこを忘れちゃいけない! 被害者然としている両家族の親たちに同情はするが、何か違和感を感じる。 [review] (IN4MATION)[投票(1)]
★3「親子の欠片(かけら)」という是枝得意のモチーフの集大成 [review] (ペペロンチーノ)[投票(4)]
★4オフスクリーンから物音や台詞が聴こえ、そこに視点を移していく。或いは川面や木々の揺れ、ラストショットで翻る洗濯物。もしくは電車に乗る尾野真千子を覆う暗闇の深さ。見事に映画の画面として仕上がっている。が、しかし是枝裕和は今までどおり厭らしい。各エピソードの取捨選択、どこまで見せてどこで次の場面に繋げるか。そこに意図的な手つきが垣間見え、どうにも好みでない。 [review] (赤い戦車)[投票(2)]
★3期待し過ぎたか。こういう映画は前評判なしに偶然観るのがいいのかも知れない。☆3.6点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(1)]
★4この取替え子の物語において、主人公を務める権利はリリー・フランキー尾野真千子真木よう子にも等しく与えられていたはずだ。また『誰も知らない』『奇跡』の是枝裕和であり、『新学期 操行ゼロ』の高速度撮影に倣ったタイトルバックを持つ映画であるのだから、子供の目線で語られてもよいだろう。 [review] (3819695)[投票(2)]
★3これは、よほどフランキー側に問題がなければ現状維持が妥当で、そもそも観察に値する現象とは思えない。それを無理に物語の形に落とし込むため、福山の造形が紋切型になる。 [review] (disjunctive)[投票(5)]