ディック・パウエルの映画ファンのコメント
ゑぎのコメント |
高い標的(1951/米) | 駅に入る汽車の俯瞰がタイトルバック。クレジットは『スター・ウォーズ』の出だしのように、下から上へ文字が流れる。NYからワシントンD.C.へ向かう列車が舞台。本作は、まずは列車映画として、たいへん見事な出来なのだ。 [review] | [投票(1)] | |
四十二番街(1933/米) | 短い空撮俯瞰ショットから始まり、通りの行先案内標識を繋ぐオープニング。主人公はブロードウェイのミュージカル演出家−ワーナー・バクスター。 [review] | [投票] | |
フットライト・パレード(1933/米) | 本作の米国での公開は1933年10月。『四十二番街』が同年3月で、『ゴールド・ディガース』が5月とのこと。二匹目三匹目のドジョウを狙った企画ということになるが、これは、この後もどんどん続いていく。 [review] | [投票] | |
七月のクリスマス(1940/米) | なんとよくできたシナリオ。しかし、ワイルダーのようなシナリオの映画にせず、画面の映画的な躍動で見せるところがスタージェスの偉いところだ。最初の屋上のシーン、特に帰りがけの二人を横移動で延々と捉えるカットが素晴らしい。エレン・ドリューの躓き方、植木鉢の壊し方がとても計算されている。 | [投票] | |
眼下の敵(1955/独=米) | あらためて見ると、これ約一日のお話ですね。艦長室から出ない新任艦長を、乗員たちが船酔いじゃないかと噂する場面等がもっと長いかと(もっと時日をかけるているかと)思っていた。 [review] | [投票] | |
ブロンドの殺人者(1943/米) | このディック・パウエルのマーロウ、なかなかいいじゃないですか。ロバート・モンゴメリーのように偉そうではなく、飄々とした感もありながら、頼りがいもある。後のミッチャムには及ばないかもしれないが、グールドとはいい勝負じゃないでしょうか。 [review] | [投票] | |
真夏の夜の夢(1935/米) | ラインハルトとディターレが生んだ素晴らしいファンタジー映画。ハル・モーアの軟調の画面(たえずキラキラ光っている)も凄い。男女4人でのマシンガン・トークは『ヒズ・ガール・フライデー』の先をいっているし、ラスト近く、芝居の後で職工達の足を上げたカットがストップモーションになるのも度肝を抜かれる。 | [投票(1)] |