★5 | 余りに異常な設定でドロドロした物語展開を期待(?)したが、どっこい、あえてそうならないようにしたのだろう、ポップスの佳曲(タイニー・バブル他)等も効果的に使われ、爽やかな佳作に仕上がった。原作とは違う結末も“想い”が伝わって来て、良いと思う。 (KEI) | [投票] |
★5 | アナの独白から始まり、家族ひとりひとりの視点から語られる構成。一人称を用いて語るキャストに、誰一人として悪人はいない。だから、交差する思いに余計共感ができて涙が出てくる。(2009.09.17試写会レヴュー) [review] (IN4MATION) | [投票(2)] |
★4 | 配給元のコピーは、「あなた史上最大の涙を誘う」などとタワケた事をほざくが、観るかぎり信頼によって結ばれた姉妹の健康的思考に、思わず襟を正さずにはいられない理性的な物語だ。カサヴェテスがそうした物語を欲したにも関わらず、ストーリーを分断するセンチメンタルな描写の頻発に齟齬を感じずにはいられない。 [review] (水那岐) | [投票(4)] |
★4 | この世のすべてを愛おしむかのような、ケイトの眼差しに胸を打たれた。しかしアナはよくあの環境下で、素直な良い子に育ったものだ。自分だったらおそらくグレてる。 [review] (伊香) | [投票] |