嶋田久作の映画ファンのコメント
セントのコメント |
ふしぎな岬の物語(2014/日) | 話は素敵なんですが、なんだか、という感じです。この映画、冒頭の吉幾三の先生のセリフ回しから何か嫌な予感がしました、、。 [review] | [投票(1)] | |
くちづけ(2013/日) | 舞台設定が民間一戸建ての敷地内からあまり動かなく、また冒頭の、ある勘違いから始まる空騒ぎもいわゆるよくある完全舞台劇展開である。これが最後まで気になり窮屈感が終始漂った。 [review] | [投票] | |
夜のピクニック(2006/日) | お気に入り長澤雅彦の新作。前作「青空のゆくえ」も素晴らしい青春映画の傑作で期待大でした。原作が青春の息吹を感じさせる秀作で、あの澄み切った爽快感が映像化でどこまで表現出来るだろうか、と気になっていました。でも、、、 [review] | [投票] | |
ヘヴンズ ストーリー(2010/日) | 例の山口県光市で妻子を殺された真面目そうな青年を今でもみんな覚えている。でも僕はあまり見ないことにしていた。彼の「犯人が出てきたら私が殺します。」といった言葉がどうも強烈で、 [review] | [投票(2)] | |
あの、夏の日・とんでろじいちゃん(1999/日) | 映画館にいる間は大林と会える。それだけで嬉しい。だから、作品の評判はこの際どうでもいいんです。でもちょっと色が欲しい。 | [投票] | |
SADA(1997/日) | すみません。大林作品なのに、一番好きな作家なのに、画面まともに見れず驚きました。超凡作もあるのだ。 | [投票] | |
キツツキと雨(2011/日) | ある山里にゾンビ映画の撮影隊が駐留する。村にあるのは大木と川とそして人の心。たまたま映画のエキストラに参加することになってしまったことにより村人と撮影隊との今や都会では消滅した心の交流が始まって行く、、。 [review] | [投票(4)] | |
丘を越えて(2008/日) | 菊池寛を取り巻く人間像から、また昭和初期という古き良き時代へのオマージュから昭和が遠い過去になっていることを強く実感させられる作品だ。 [review] | [投票(1)] | |
TOKYO!(2008/仏=日=韓国=独) | 外国人から見た東京の素朴な姿を現代人を通して自由に見る、というテーマなんだろうけれど、それぞれ面白いものを見せてもらった。 [review] | [投票(4)] | |
ハゲタカ(2009/日) | 最近結構上映される経済暴露的アメリカ映画がいよいよ日本でも製作され、しかもある一定の水準を確保しているということに驚きを隠せない。 [review] | [投票(1)] | |
天使の牙 B.T.A.(2003/日) | 予想していたより面白かった。しかし、それも、脳移植の直前までで、以降は荒唐無稽の荒いアクション。原作はきっと面白かったんだろうなあ。それを生かせなかったのはお仕置きをしなければ。それにしても、主演女優良くない。ミスキャスト。華が全くない。 | [投票] | |
武士の家計簿(2010/日) | いやあ、特に読後感をあまり書くことがないというジレンマに陥った珍しい作品でありながら、実に秀作でありました。 [review] | [投票] | |
ゴースト もういちど抱きしめたい(2010/日) | モト映画を見ていない僕は結構楽しめました。やはり映画は美男美女、そしてサスペンス。しゃれた脚本一つあればそれで一応成功でしょうね。思ったよりこの映画よかったです。でも一番驚いたのはソン・スンホンの日本語。 [review] | [投票] | |
茜色に焼かれる(2021/日) | 出演者がマスクをしている。いわゆる現代、まさに今の映画である。2極化した日本の現実。もちろん、弱者の方が圧倒的に人数は多い。その弱者たちからの目線で現代の問題点を切り取った映画と言えようか、、。 [review] | [投票(1)] | |
ルート225(2005/日) | 不思議なファンタジー映画だ。何かいろんな解釈のできる映画で、兄弟でねじれた世界に迷い込んでしまうわくわくする物語だ。 [review] | [投票(2)] | |
シン・ゴジラ(2016/日) | これは凄い。予告編では想像できないほど断然いい。日本でも怪獣映画のジャンルで、こんなに質のいい、レベルの高い、海外に出しても遜色のない秀作を輩出出来たのが素直にうれしい。ラストのクレジット、五十音順ですべての俳優の気持ちが結集しており見事。 [review] | [投票(1)] | |
スープ・オペラ(2010/日) | 長年生活を共にしていた叔母が結婚のため、急に一人になった婚期が遅れ気味の女性の話。今や30代後半の女性ってざらにいる。その女性から見るちょっとした生活の変化を、ざわざわ眺めたあるひとときのの空間、、。 [review] | [投票(1)] | |
百万円と苦虫女(2008/日) | そこらにいる等身大な主人公、一つひとつのエピソードがごく自然で現代に生きるものにとってすこぶる共感できるものとなっている。 [review] | [投票(4)] | |
風の歌が聴きたい(1998/日) | うーん。チョット長いかな。あまり大林風じゃないので(尾道風)、見ている間は良くても、読後感が今ひとつ。すみません、大林様。天宮良がずーっと田舎っぽかったすね。 | [投票(1)] | |
K-20 怪人二十面相・伝(2008/日) | 世界的大スターに駆け上った金城武を主役に、今受けているレトロ調を配した時代設定。そしてメジャーの配給によるエンターテインメント、予告編はすこぶる秀逸。映画を見るまでのワクワク感は募る、、。 [review] | [投票(3)] | |
69 sixty nine(2004/日) | 1969年。まあ、時代考証もよく出来てる。35年前なんだよね。超昔だ。内容は感情移入が困難でございました。何故、バリケードで籠もらなかったんだろう。あれじゃ、意味がない。何か怪しい疑似青春映画ですなあ。ストレートな「下妻物語」の明快なことよ。 | [投票(2)] | |
恋は五・七・五!(2004/日) | 「シコふんじゃった」以来「ロボコン」「スイングガール」とこの手は多くなった。今度は俳句か、なるほど。でも、この青春さわやかものはどれを見ても熱い気持ちが入るね。やはり人生を模索しかけているこの年代ものは映画の原点ですよ。 [review] | [投票] | |
心中エレジー(2005/日) | うまく出来ているドラマだ。心中って、現代では死語に近いのかなあと思っていたけれど、現代における心中未遂の顛末を、若い二人の夫婦を交錯させ、絶望・諦観・究極の愛、、を描く。演出も斬新でうまい。 [review] | [投票(1)] | |
サッド ヴァケイション(2007/日) | 冒頭の中国人密航船の迫力ある映像から物語へ移るダイナミックな演出は見事の一言。 この映画で面白いのはどうも登場人物が青山真治の過去の作品からの延長線らしいということだ。 [review] | [投票(2)] | |
カイジ2 人生奪回ゲーム(2011/日) | 前作よりちょっと入りこめなかった感じがします。それはやはりパチンコマシーンの構造等が僕にとっては魅力がなかったということに尽きる。ちょっとダサすぎませんか? [review] | [投票] | |
ビジランテ(2017/日) | 日本映画で、これほど血のたぎりを感じる映画も最近では珍しい。3兄弟の血を巡る話なんですな。僕も4人兄弟だけど、この3人の感覚は分かるし、よく出ている。 [review] | [投票] | |
こはく(2019/日) | 題名から連想されるこのくすんだような淡い色彩の映像。これがこの映画を語っているのだろうか、、。 [review] | [投票] | |
八月のかりゆし(2003/日) | 風変わりな、沖縄を題材にしたファンタジードラマだ。過去の哀しみが神々の霊を伴って人を介在し、現代に甦る。設定の新しさ、映像の斬新さなど、新しい映画だけにある何かを感じる。 | [投票] | |
竜馬の妻とその夫と愛人(2002/日) | ロングショット多用の新映像に驚かされるが、そこにはもう市川の爛熟さえ伺われる余裕、ワールドが展開される。まあ、坂本病に取りつかれた人たちの歓喜のさま、それは現代にまで続いている。市川の亜流と思える作品なのだが、実力一級品。 | [投票] | |
図書館戦争(2013/日) | 何を書いていいのか分からない。考えるにこの映画はトリュフォーの「華氏451」とは似ても似つかわない代物だということなんですね。自由とかいう前に人間の本源的掘り下げが多少あってもいいのでは。これじゃあ、 [review] | [投票] | |
半落ち(2004/日) | ラストを除いてまあ原作に沿って作ってる。寺尾が主人公のように見せてて、実は周囲の人物すべての心の問題をすっぽり浮かび上がらせたこの構成は面白く、なかなか斬新である。俳優陣もそれぞれ出番が少ないが好演。樹木はすごい。映像の凡庸を忘れるぐらい。 | [投票] | |
ダメジン(2006/日) | グータラ人間たちのほのぼの日常映画。出演者の数がものすごく多い。それでいて、芯のあるのは演出に力のある証拠だ。DVDで何回も見ていたい映画だ。 [review] | [投票] | |
洋菓子店コアンドル(2010/日) | 出演している俳優陣、都会のスイート雰囲気等など、たまにふんわりと映画を楽しみたいなあと思った時に見てしまう映画です。映画のジャンルはいろいろあれど、そそる映画でもあります。 [review] | [投票] | |
亀は意外と速く泳ぐ(2005/日) | 予想外に面白く、言葉の一言一言、そのニュアンス、顔つき、動作、、これだけ笑えるのはものすごい才能だと思う。それが舞台劇みたいに大げさでなく、さりげなくいい。映画館で見ればよかったなあ。予告編のイメージとは大違いでした。 [review] | [投票(6)] | |
銀のエンゼル(2004/日) | 日常的なコンビニを舞台に繰り広げられる群像劇。これと言ってドラマ的なものはないようでいながら、それぞれの人生のターミナルポイントを描いて秀逸だ。 [review] | [投票(2)] | |
嫌われ松子の一生(2006/日) | 2時間強。ずっとテンションが高く、こちらがきついと思う隙を見せずに、どんどん先に進んでゆくこの演出振りにまず驚く。 [review] | [投票(7)] | |
南極料理人(2009/日) | 南極といっても海岸から程遠い、更に富士山より高い山岳の僻地での1年半の耐寒生活。むさい8人の男性ばかりの共同生活。個室はあれど超狭く、まあ想像を絶する環境なんだろうなあとは思う。 [review] | [投票(1)] |