★3 | 原作既読。走(カケル)のダントツ感が全編を通して不足していること、坂本龍一の『Rain』をパクったようなBGM、割愛されたエピソードの数々(ユキの家族が沿道に駆けつけたシーン、留学生であるがゆえのムサの葛藤など)、シード権争いを繰り広げるラストまでのシークエンス、六道大の藤岡のキャラが原作より嫌い。逆に付け加えられた神童のエピソードはいい。 [review] (IN4MATION) | [投票] |
★3 | 例えるなら、いびつな形の茶碗で出された熱々の番茶といったところ。まあトータルでは満点に程遠いのだが、中身が熱いことは評価したい。[TOHOシネマズ六本木ヒルズ5 (TIFF2009)/SRD] [review] (Yasu) | [投票] |
★4 | 僕の好きな青春スポーツもの。展開がマンガチックだが、それなりにうまくお膳立てしてある。10人の長距離ランナーを集めた陸上部寮。そこが彼らの生活空間だ。まるでマンガ家の集まるトキワ荘であるかのような描写は俄然興味津津。そのままラストまで一気。
[review] (セント) | [投票(1)] |
★3 | 正直安いなあという印象。原作のせいかも知れないが、ラストの展開にガッカリ。この作品は安直な事件など必要ないのだ。襷を渡すという行為だけで感動の醸成に繋がるということをこの監督は信用していないのだろう。中盤までの淡々とした乾いた描写が活きていただけに、C級な決着の付け方は腹立たしい。それはそれまでに伏線が張られていたとしても、だ。 (tkcrows) | [投票(1)] |