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シルヴァン・デュブレの映画ファンのコメント

サン・ジャックへの道(2005/仏)が好きな人ファンを表示する

フローズン・リバー(2008/米)************

★4のっけから登場するのは、疲れた女の顔のアップ。涙が一筋、二筋・・。男は女の涙に弱い―、ということで男性観客はエンド迄、この主人公が何をしようとどんな違法なことをしようと、味方だ。あのシーンは男性監督には撮れないと思う。主人公の存在感が圧倒的だ。 (KEI)[投票(3)]
★4夫不在の母子家庭。止むに止まれぬ状況にあっての人の判断は危うい。母の、子を思う気持ちはとても理解できる。が、犯罪に手を染めることは許されない。感覚が麻痺していくその過程が丁寧に描かれている。観ているこっちはハラハラさせられっぱなしだ。 [review] (IN4MATION)[投票(1)]
★4描写が細かく、とても丁寧。ひとつひとつが世界を作り上げて、満足させてくれる作品。 (あちこ)[投票(2)]
★4男性不在の映画だなあ。次のトレーラー住宅を購入する資金を持ち逃げした男は映像にはいない。モニーク族の女性の夫も死別。当然、それぞれの母親は父親兼務の母親を強いられている。すなわち男になり切っている。 [review] (セント)[投票(1)]
★3勿論、悪くはないが、国境を越える道としての「凍てついた河」を渡ること(=危険な筈の行為=違法行為)への恐れが充分に演出されず、そこを渡ることにも早々に慣れてしまうのがまず不満。広漠とした氷原と化した河の空間性も充分には活かされていない。 [review] (煽尼采)[投票]
★4かつて『ラスト・オブ・モヒカン』でダニエル・デイ・ルイスを苦しめたあのモホーク族が! [review] (ペペロンチーノ)[投票(1)]
★4国境映画の傑作。飽きもせず西部劇ばかり見ている身からすると、国境なるものは米墨間にあるばかりではないのだという当たり前すぎる事実に目を見開かされる。「保留地」と凍結により交通可能となった「河」を組込むことで、国境は二分化機能を超えた複雑な相貌を持つ。きわめて映画的な地理感覚。 [review] (3819695)[投票(2)]
★4女性映画というよりは母性映画だ。母性に突き動かされた女たちは、越境者として川を渡り、善悪の一線を踏み越え、文化や人種の壁をも突き抜け人として共闘する。つまり、生きるために、あるいは子を生かすために、人は何に依拠して「境界」を乗り越えるかという話だ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(4)]
★3この土地柄にしてこの物語ありというような、凍てついた感じがよく出てました。 [review] (G31)[投票(1)]