★5 | 復讐を描いてるのだが、それは終盤にしか機能しない。彼が臨死からほうほうの体で生還するのは根源的な生存本能に依り、人間はそうやって種を維持してきたのだという節理を描く。過酷な自然は牙をむき、亡き妻は追憶の中で微笑む。それ以上でも以下でもない。 (けにろん) | [投票(2)] |
★5 | ジオ万博へようこそ。アメリカ合州国パビリオンでは、ワイドスクリーン一杯に広がるミズーリ河畔の大自然と、その中を生き抜く人間の姿を描いた、雄大な映像叙事詩をお送りします。上映作品『レヴェナント:厳寒の森を生き抜く』〔カラー作品/上映時間 157分〕 ☆4.8点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(2)] |
★4 | 移動距離実に320キロに及ぶ箱庭映画 [review] (甘崎庵) | [投票(2)] |
★4 | 冒頭から芸術風の映像で圧倒される。結構好きなんだよね、こんな写真。よく見ていたら正面からのはほとんどなく、這いつくばった地面から、だんだん上昇して行き、森林の揺れ、そして空をいただくといった感じの絵が続きます。 [review] (セント) | [投票(2)] |
★4 | 災厄の起原がレオの技量不足にあると見なしてしまえば、恨みの持って行きどころがなくなる。技術的な関心に終始するとなると、一定しないレオの造形がノイズとなってしまう。冒頭の彼と、中盤の逃走者としての彼と、終盤のハンターとしての彼が別人に見える。 [review] (disjunctive) | [投票(3)] |
★3 | 凶暴さを秘めた凄味を感じる景観の美しさには圧倒される。が、ミズーリ川からイエローストーン川はどれくらい離れているのか、帰宅後に地図で確認してしまったぐらい、距離と時間の経過が不明。いきおい、根拠なき回復力に説得力がなく執念(人ぽっさ)が嘘っぽい。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |