★4 | 『仁義なき』抗争集団劇として台詞の空隙と役者の弾不足が露呈する前半だが、中焦点多用のカメラの包括性と美術の踏ん張りが救う。終わったかに見えた終盤、俄かに映画は継承物語の文脈を獲得しベタなりの強度を纏い出す。パーティ急襲シーンは本篇の佳境だ。 (けにろん) | [投票(6)] |
★3 | 役所広司はイッちゃってる時にこそ輝く役者なのに、何故かこの映画こそのこの映画で変に紳士なのだ。どうなってんだ? ☆3.7点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★4 | 松阪桃李が役所広司の後継者となるのか。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | 昭和テーマパークという趣のなかで、役所広司の両性具有的な立場が彼を宮崎アニメに出てくるような不可侵のヒロインに仕立ててしまう。
[review] (disjunctive) | [投票(2)] |
★4 | ヤクザだ、悪徳警官だ、東映だと喧伝するので『県警対組織暴力』を期待したが。まあしかたない。役所の暴走、江口の男気、真木の女気、石橋の狡猾、竹野内の千葉ちゃん、音尾の真珠、滝藤のギョロ目。北野武の「この野郎!バカ野郎!」とは違う正統派の怒号に浸る心地よさ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(4)] |