★3 | 俺はまだ本気出してないだけ(2013/日) | 娘とあんなところで会ったらショックは計り知れないが、それでも次に行けるのがこの親子関係なのだろうな。濱田の本気と適当の受け応えが絶妙。すべてがほどほどにハッピーになれるのがこの作品の良いところ。 | [投票] |
★4 | ぼくたちと駐在さんの700日戦争(2008/日) | とことん頭の悪そうな高校生と駐在の「お遊び」を上手くまとめている。悪戯の悪質感は低い(かつ、憎めない)ので安心してバカ笑いできた。終盤のエピソードはちょっと無理矢理感があるが、さわやかに終わるので良し。佐々木の演技力には感心。市原は演技が短絡的でちょっと壁に当たっている感じ。 | [投票(1)] |
★2 | パラダイス・キス(2011/日) | ファッションの物語をして出演者が皆「服に着せられている」のがおかしくて仕方がない。特に向井などは顔が濃くない分、気取った衣装が浮きまくっている。話は特に破綻はしていないと思うのだが、ありがち過ぎて気持ちが離れやすい。「おっ」と思わせてくれる場面がひとつもなかったのはある意味すごい。 | [投票(1)] |
★3 | Little DJ 小さな恋の物語(2007/日) | 泣きのシーンで相当の曲を持ってこなかった、「あえての選曲群」は評価できる。あれで泣き曲を持ってきたら椅子蹴っ飛ばして小屋を出て行ったかも知れない。しかし、そのほかがどうしてもいただけない。できればあと30分短くできなかったか。曲でツッぱるなら最後までポーカーフェイスでいてほしかった。 | [投票(1)] |
★2 | ごくせん THE MOVIE(2009/日) | 妙に照れくさい台詞のオンパレードなんだけど、観客に気恥ずかしさを感じさせない、という責任はひとえに役者の力量だと思う。それをそのままナンダコリャで終わってしまったのは製作人全ての責務。かつての教え子?のサービスカット的出番は商業主義的何かを感じてしまった。ツマラン。 | [投票] |
★4 | 女の子ものがたり(2009/日) | (西原の作品ではおなじみとはいえ)切り取るとそれぞれ残酷かつ悲惨なエピソードばかりなのだが、3人の彼女たち自身がそれを笑い飛ばしてくれているせいで作品が暗くならずに済んでいる。深津は本作では刺身のツマの扱いだが、それでもしっかり存在感を出せているのは流石。惜しむらくは子供時代の彼女たちがどう見ても貧乏に見えないのが残念。 | [投票(1)] |
★4 | 武士道シックスティーン(2010/日) | いたって真面目なつくりで茶化して逃げない姿勢が良い。成海の作り方が妙に男寄り過ぎてあの年頃の「普通の女の子」の悩みがほとんど出てこないのは気になったが、確かに高校時代の自分も連日部活動に明け暮れて恋愛などまったく興味がなかったから、気持ちはわかるんだよなあ。 | [投票(1)] |
★5 | ソフトボーイ(2010/日) | 観るまではよくある設定の変わった青春映画と思っていたが、なかなかどうして。作品全体のエピソードの配分が良い。適所に軽い笑いを散りばめ、要所に上手くひねった展開を用意してくれ、結構ぐっと来るシーンもある。出演はどこかで見たことのある無名な子たちだが、今後の活躍を期待したい。思わぬ拾いものとはこういうものを言うのだ。こういう青春を送れるって、ほんとに羨ましい。 | [投票] |