レニ・リーフェンシュタールの映画ファンのコメント
死の銀嶺(1929/独) 聖山(1926/独) 大いなる跳躍(1927/独) ワンダー・アンダー・ウォーター 原色の海(2002/独) レニ(1993/英=独=仏=ベルギー) 美の祭典(1938/独) 意志の勝利(1934/独) アフリカへの想い(2002/独) 白銀の乱舞(1931/独) 民族の祭典(1938/独)が好きな人 | ファンを表示する |
儀式(1971/日) |
「儀式」という空虚なものについて。 [review] (KEI) | [投票(1)] | |
桜田家という制度の中で淡々と続く儀式。戦後の価値の混乱期と共に成長する子供達は儀式と血統を嘲笑しながらも制度の重圧に埋もれていく。戦後25年、大島の節目。 (ぽんしゅう) | [投票(3)] | |
この作品、抽象的に描ききった印象なのは、国家というのを取り扱ったから保険で抽象をいれたからであろう。が、しかしそこは大島渚。抽象でありながら中傷的にも描き、戦争総括を先送り対処法で乗り切る国家の問題点を的確に鋭く突いた力作、であり儀式。 [review] (ジャイアント白田) | [投票(5)] | |
テーマ自体は深刻で重苦しいものであるにもかかわらず、なぜか不条理なコントを見ているような妙な気分にさせられる。花嫁の来ない結婚式のシーンはその極み。こんな奇妙な映画を堂々と撮ってしまえる大島渚は凄い。 (太陽と戦慄) | [投票(4)] | |
大島監督の転換点に当たる作品で、最もバランスの良い作品かも知れません。 [review] (甘崎庵) | [投票] |