★5 | 冒頭の射撃大会から見応えのある、充分な奥行きの画面の連続で興奮する。手前でシェリー・ウィンターズの乗る馬車、奥の丘に追うインディアンを捉えた構図のダイナミックさよ!或いは次々とトラブルを引き起こすライフルのマクガフィン的な扱いも見事。各銃撃戦も場所が書き分けられており飽きない。武器商人やダン・デュリエなど類型を微妙に外した人物造型も面白い。最初に観る西部劇としてもお薦めできる。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★3 | ‘運命の饗宴('42)'のような話かと思ったが、その面白さはもう1つ生かされていないように思う。もう1本の全編を通す話は良くも悪くもない。ただ撮影は良くまた岩場の決闘シーンは迫力あり。弾丸が体の本当に真横にビシッビシッと来て、思わず体を避けた程だ。 (KEI) | [投票(1)] |
★4 | 銃を狂言回しに使った構成がみごとで、エピソードごとのアンソニー・マン監督のアクション演出も手際よく最後まで飽きずに楽しめる。ジェームス・スチュワートの力みすぎて終始しかめ面の芝居も途中から気にならなくなった。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★4 | ジェームズ・スチュアートの、かすかな風のそよぎを感じたのか感じなかったのかを確かめるかのようにそばだてられた耳もとを、西部劇史上最も完成度の高い銃声が擦過する瞬間、観客は極上の臨場感を貪りながら戦いの行方知りたさに手の汗を握っている。これ以上何が要る? [review] (ジェリー) | [投票(3)] |
★3 | バイオレントなジェームズ・スチュアートも結構だが、いちばんスゴいのはコーヒーをひっくり返されて屈辱に歪むスティーブの表情。 (黒魔羅) | [投票] |