★4 | この作品のユニークなところは人間とヴァンパイアとが共棲しているということである。人間としてエリを養う男。愛するエリのため血を求めて町を流離い、定期的に住処を変えている。 [review] (セント) | [投票(6)] |
★3 | エリのキャラを見ると、例え心で繋がった相手でも自分が生きるためなら容赦なく切り捨てられるだけの余裕も感じさせられ、吸血鬼として生きることへの非情さを見せられた気がする。 [review] (わっこ) | [投票] |
★4 | ヴァンパイア、というものをあまり知らない。題材として扱ったものもあまり観たことない。すごく新鮮だった。切なくて愛しくて可哀想で、魅せられました。 (あちこ) | [投票] |
★4 | 日中は雪に覆われて風景が白に支配される。夜は黒い闇。建物の外観や内装も、いかにも北欧的な簡潔さで、故に「赤」(それは血に限らない)の鮮烈さが際立つ。冷たく乾いた美と、善悪の彼岸で為される愛。 [review] (煽尼采) | [投票(4)] |
★3 | 日本で言えば、演歌だが。 [review] (G31) | [投票] |
★4 | ホラーというジャンルにあってとりわけ「吸血鬼」が作品の耽美性を強めやすい素材であることは確かにしても、娯楽映画においてここまで耽美的な画面を志向するというのがまるで現代的ではない。いや、それがヨーロッパ的であると云うべきか。北欧が提示する現代娯楽映画のひとつの型、かもしれない。 [review] (3819695) | [投票(3)] |
★3 | 美しいと言えるほど映像は美しくなかったし、二人のどうにもならない関係というのも心に訴えかけてくるほどではなかった。こういう設定の物語に慣れてしまったからであろうか? (Soul Driver) | [投票] |
★4 | 少年オスカーが抱いた恋心に、はたしてエリはいかなる心情で応えたのだろうか。いや、そもそもエリに心など見い出そうとすること自体が、エリを理解していないということだろうか。恐怖のその先にある悲しみまでをも見すえた、実に切ないヴァンパイア映画だ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★4 | 萩尾望都の名作「ポーの一族」を彷彿。というより、キャラがそのものなので、作者は愛読者なのだろう(誰も指摘していないが)。現代の挿話はなかったと思うので続編の積りか。閉ざされた雪国という環境がいい。生きることの意味、悠久の悲しみも表現出来た。 (KEI) | [投票(1)] |