★5 | アメリカンドリームを見てきた吾輩にとって、この映画はまさに衝撃的でした。映画の世界で、いよよ現実を直視する時代が到来したかのようです。また、こんなにじっくり人間を見つめたアメリカ映画も実に稀有です。 [review] (セント) | [投票(4)] |
★4 | 貸倉庫の中に置かれたカメラから撮ったカット。ドア(シャッター)が開き、マクドーマンドが現れる。エンディング(正確には最後から2番目のカット)はエンパイアの社宅の中のカメラから、ドア外を撮ったカット。マクドーマンドが屋外へ出て行く。
[review] (ゑぎ) | [投票(9)] |
★5 | 冷たい外気から隔絶されたバン=繭の中で追憶の温もりに包まれ彼女は朽ちてこうとしている。経済変動が強いた生き方の変容やエコ回帰に耳を傾けても立つ地平が違う。手を差し伸べてくれる人にも黙して背を向けるだろう。断ち切ることができぬものがあるから。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | 世界は世界である。「アリとキリギリス」も遠くなりにけり。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(6)] |
★4 | 作中、何度も、何度も、何度も朝日が昇る。ファーン(F・マクドーマンド)が迎える“陽の光”は昨日も、今日も、明日も同じだが“光を迎える土地”は移り変わる。何に帰属して生きるかではなく、どう帰属するのかというオルタナティブな幸福を見い出すまでの一年。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(7)] |
★3 | 美しく、雄大な風景には観るべき価値はある。フランシス・マクドーマンドは演技とは思えない、自然体でリアルに感じられる。 [review] (シーチキン) | [投票] |