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「ヒッチコック」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

白い恐怖(1945/米) 汚名(1946/米) 泥棒成金(1955/米) 断崖(1941/米) 逃走迷路(1942/米) 見知らぬ乗客(1951/米) 知りすぎていた男(1956/米) 裏窓(1954/米) ダイヤルMを廻せ!(1954/米) ハリーの災難(1956/米) 間違えられた男(1956/米) めまい(1958/米) 鳥(1963/米) 北北西に進路を取れ(1959/米) サイコ(1960/米) レベッカ(1940/米) バルカン超特急(1938/英) 疑惑の影(1943/米) 海外特派員(1940/英) ロープ(1948/米)が好きな人ファンを表示する

ウンベルト・D(1952/伊)************

★5貧しさを身体の痛みとして表現するという戦略が、あえて演技の零度をマークする素人を起用するという戦略と一体化し、圧倒的な明快さを生む。極端な遠近法的風景の消失点から表れるのは女家主や機関車など、この映画の主人公にとって禍禍しいものばかり。そして、 [review] (ジェリー)[投票(3)]
★4自転車泥棒』と較べ、格段に町の生活レベルが上がっています。ネオ・リアリスモはこういった時代の変遷を見るにも適してますね。 [review] (甘崎庵)[投票]
★5ウンベルト・Dと聞くと、「え、なにウンコガデル?」と言いたくなる。 全国のブルジョワジーよ、初老の紳士のほろ苦い犬の生活を堪能せよ。 (alexandre)[投票]
★3孤独な老人への世間の仕打ちがリアルで辛く、居たたまれなくなってくる。愛犬を使った名演出が繰り出されるラストの哀切さと愛しさは出色。個人的には『自転車泥棒』よりもこっち。 (緑雨)[投票]
★5矜持だけは残存するが最早生き抜く術を失した老人に対するデ・シーカのサディスティック視線は冷めた世間の衣を借り十重二十重に炸裂する。それでも愛犬依存な能天気ぶりがブラック。しかし少女の心折れぬ前向きさが対比として絶妙で救い難い物語を緩衝。 (けにろん)[投票(3)]