★5 | 気の触れたウサギ運転手やハンマーで車を叩くバイク少女など、ただただ楽しくて不可解な挿話や細部が盛り込まれているのがいい。しかし何と云ってもこの切なさは尋常じゃない。かつての「西部劇」のような美しい空の下、プロフェッショナリズムと中高生ノリで貫かれるおっさん達の青春。 [review] (3819695) | [投票(7)] |
★3 | この監督は駄目だな。と思っていた所、本作を観て意外な思いを受けました。この監督は娯楽作を作り続けるべきだったかもしれません。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★3 | ジェフ・ブリッジズの周辺にニューシネマの香りが漂う。 (黒魔羅) | [投票] |
★5 | 豪快な手口に圧倒した。頭脳プレイではなく体を張った犯罪に取り組む姿勢は、現代版西部劇と頷ける。大胆な発想には、清々しく映画を楽しませてくれる思考有り。アメリカらしい風景、バックに流れるカントリーミュージック、壮大な感じが心地良い。 (かっきー) | [投票(1)] |
★4 | とても牧歌的なニューシネマ。なんだかまるでジョニー・トーが撮りそうな映画じゃないか、と思った。まあ彼なら4人の関係をもう少しウェットに描くだろうが。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | これはもう「物語に奉仕すること」から解放された演技(とカメラ)の自由さを謳歌するジェフ・ブリッジズに尽きる。 [review] (ぐるぐる) | [投票(5)] |
★4 | イーストウッドとJ・ケネディの愛憎うずまく関係がよい。 (ゆっち) | [投票(2)] |
★4 | ニューシネマの時代特有の、刹那的で、享楽的で、頽廃的で、ホロ苦い空気を体現するブリッジズが素晴らしい。邪気のない笑顔、女装姿の意外な綺麗さ。さすがのイーストウッドも食われている。 [review] (緑雨) | [投票(4)] |
★5 | 年月を経て褪色するどころか鈍色の古典的風味さえ漂う。極めて寓話的な物語骨子に対して即物的で禍々しい犯行描写と詩情を醸す仰角構図の無為な時間が併存してる。そしてブリッジスの笑みが時代の終焉を示唆してもイーストウッドは彷徨い続けるのだ。 (けにろん) | [投票(3)] |