★5 | 背中ばかり見て、騒音ばかり聞いて、意味のつながらない携帯越しの会話ばかり聞いて、それで映画館出ちゃったら、騒音や他人の携帯ばから耳について、こまるじゃないですか!あー、高崎に帰りたい。何も起こらないけど、何も事情が分からないけど、何もしてあげられないけど、する必要もないけど。生きてるんです、そういう世界で、俺は。 (動物園のクマ) | [投票] |
★4 | 絶妙な光量の中で被写体が自足し花を咲かせているかのようでもあるが、ひと時の日常光景をとらえるキャメラの凝視力が、被写体の可視性を次第に溶解し、透明性の向こう側に息づく人生の不穏というテーマをあぶりだしていくプロセスが、幾何学の証明のように正確で美しい。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★3 | 侯孝賢の映画は初めてなので単なる印象にしか過ぎないのだが、小津よりも溝口に近い感じがした。編集リズムと時間の流れがそう思えた。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | 今度ばかりは褒められないな。オマージュと言っても、懐古的な東京風景だけを選び、古そうな山手線、郊外線の露出オーバー。大家さんに酒、調味料を借りるなんてやりすぎ。思い入れが強すぎたね。ヴェンダーズの「東京画」をドラマ化したような感じ。 [review] (セント) | [投票(1)] |
★3 | 主題が何なのか理解できなかったが・・・小津安二郎監督へのオマージュはカメラワークや家庭の描き方の中で理解できた。 (RED DANCER) | [投票] |