★4 | 「愛すべき、ろくでナシ」という宣伝文句を鵜呑みにするとこの映画の本質を見失う。クソ豚野郎だから物語が成立する。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(7)] |
★4 | 純然たる職業演出家としての達成が窺える、山下敦弘の最もプロフェッショナルな映画。おそらくそれは向井康介や近藤龍人、あるいは山本浩司や山本剛史といった名をクレジットに見出せないこととも無縁ではないだろう。撮影の充実度は同じく池内義浩がカメラを担当した『リンダ リンダ リンダ』に並ぶ。 [review] (3819695) | [投票(13)] |
★4 | 森山未來がこんなに素晴らしい役者だったなんて!彼の行動や喋り方・喋る内容のみならず、全身からダダ漏れる駄目なオーラに魅了され圧倒され釘付けになった2時間。 [review] (太陽と戦慄) | [投票(4)] |
★4 | 邦画史に残るクズ野郎、ここに降臨!この森山未來の造形はちょっと凄すぎる。同じ男性として思わず目を覆いたくなること必至。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★3 | TKBって笑 72/100 (たろ) | [投票] |
★4 | もともと『ばかのハコ船』なんかを作っていた山下敦弘、最近はオーソドックスな巨匠に納まり始めているのを少々気にはしていたが、本来は市井の冴えないずっこけ人生はお得意のはず、という視線で見た。
[review] (セント) | [投票(3)] |
★4 | 決して悪人ではないが徹底してダメ人間という主人公=原作者の人間性を自虐的なまでに赤裸々に描くこの作品が哀切さとともに可笑しみを以て立ち上がる事象の裏に、我々観客が隠しきれない優越感や差別意識が潜んでいることは否定できない。 [review] (緑雨) | [投票(3)] |
★4 | 「絶望」の甘い蜜。 [review] (おーい粗茶) | [投票(4)] |
★5 | 西村が場違いな昭和言語で取り繕った極北の下司根性を森山が据わった三白眼で二乗し開放してしまった。優しさと馴れ合いに支配された時代に降臨した糞ミーイズム。それが紙一重だとしても苛烈たる者がこじ開けた吐溜めの向うの希望こそが清冽なのだ。 (けにろん) | [投票(10)] |