★3 | 物語の単純は毫も瑕疵ではない。『アフター・アース』の決定的なつまらなさはここに単純な感情しか存在しないことに起因する。肯定・否定・共感・拒絶・称賛・批難、あらゆる反応を同時に観客に惹起する複雑な映画感情を記してきたM・ナイト・シャマランにとっては『エアベンダー』以上に安易な仕事だ。 [review] (3819695) | [投票(3)] |
★5 | あらゆる面でシャマランの集大成。内なる恐怖を克服すること、「信じる」こと。彼お得意の主題が単線構造の簡潔な語りとアクションで描かれ、その勢いでもっていつもの幼稚臭さをねじ伏せることに成功している。二度の敬礼、火山を見るジェイデン、物言わぬ大鳥の骸、息子の戦いを最後まで見届ける父の眼差し・・・このシャマランは泣ける。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★3 | スミス親子の会話が話の中心なのだが、SF特有の会話劇がある筈なのに、SFである事が活かされていない。☆3.0点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] |
★3 | 「帰れ」という父の言葉を無視する崖の場が転機となり物語が転がるはずが、ありきたりな展開を消化するだけに終わってる。伝承譚としても世代交代の説話としても父スミスの役不足が決定的。しかし、ジェイデン可愛いやの親バカ映画は不快ではない。 (けにろん) | [投票(1)] |