「ヒッチコック」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
ジェーン・ドウの解剖(2016/英) |
解剖ということでとりあえず違うシチュエーションづくりに成功してるので緊張感はある。 [review] (t3b) | [投票] | |
現代ホラーにおいて、ちゃんとフィクスで撮る落ち着いた佇まいがまず貴重であり、なおかつ古典的な怪奇演出の数々が好ましい。何より、廊下の奥からこちら側に向かって”奴”がゆっくり歩いてくるショットの持続、その照明の明滅、姿が見えそうで見えない素晴らしさ。黒沢清には最早撮れなくなってしまった画があるという一点だけでも本作を支持する。 (赤い戦車) | [投票(2)] | |
美術も演者もよく端正な出来栄えながら、この監督には場外ホームランをお願いしたいのだ。ジェーン・ドウのデザインが『妖婆 死棺の呪い』を連想させ、期待しすぎてしまった面もあるのだが。 (ペンクロフ) | [投票] | |
黒魔術とか魔女とかは食傷ネタだが解剖という薬味が加わると映画は新鮮さを取り戻す。一見掛け合わせ最悪にしか思えぬ配合が思わぬまろみと旨味を引き出した料理みたい。美術パートの踏ん張りで、基本CGには依存していないと思われる。そのへんも好感度大。 (けにろん) | [投票(3)] |