★3 | 福音を待ちながら。文学的には面白いけど、映画的にはちょっと鼻につく。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(4)] |
★3 | 主要登場人物が、「世界」を提示する人と、その「世界」を解釈する人に分かれる。世界提示者が演出家の妻と、(語りの中で登場する)運転手の母である。解釈者には演出家と主演男優と運転手がいる。提示された世界をめぐって、解釈者たちが何かを読み取るプロセスが描かれる。語り口はトルクフル。内省性とストイックさを堪能した。 (ジェリー) | [投票(2)] |
★3 | ネチネチとした男女関係と露骨な性描写は、なるほど村上春樹の小説世界だなと思わせる。この世界観が意外や世界中で受け入れられている不思議。 男女関係と性の営み、そして悩みは、世界共通ってことかしらん? (AONI) | [投票] |
★3 | 村上春樹の世界観は小説だから生きるワケで映画じゃどうかなぁと思ってたけど中々の力作。車内の西島&岡田による顔面対決は相当な見ごたえで、役者が段々役にハマってく様に迫力を感じた。 73/100 [review] (たろ) | [投票(1)] |
★3 | 3時間まったく退屈しない、実力者のねちっこいグラウンドレスリングのような映画で見事。しかし我々はずいぶん繊細に、弱くなっちゃったなーとも思う。 [review] (ペンクロフ) | [投票(4)] |
★4 | 3時間の長尺をじっくりチェーホフで仕上げる芸達者な粋な映画です。原作は読んでいないが、村上とチェーホフがせめぎあっている感じで、最近の日本映画では類を見ない純文学映画(?)を呈していてなかなかイケる。 [review] (セント) | [投票(2)] |
★4 | 179分の長尺に身構えて観たが、緊張感が途切れない。そして映画内で描かれる時間だけでなく、回顧される過去も含めた長い時の流れが丁寧に紡がれる。 [review] (緑雨) | [投票(2)] |
★5 | 役を降りること、役を引き受けることについて。 [review] (おーい粗茶) | [投票(4)] |
★3 | キャストのクレジットがはじまった時、「あー、意外に短い映画なんだ」と思ってしまった。☆3.4点。 (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★4 | 逝った者への蟠りを融和する旅路は秘められたことを詳らかにすることでは更なる隘路に踏み込んでしまうだけだ。寝物語の結末が語られる長い車中こそ反映画に委ねた全篇の佳境だが混沌は弥増す。他者とのシンクロニシティこそがそれを解消する。出会いの物語。 (けにろん) | [投票(2)] |