★5 | スーパーマンといいバットマンといいスパイダーマンといい、アメリカ映画においては孤児たちが主役となるとき、選ばれた能力をもつ「無徴」の者だけが採り上げられてきた。1948年という時代において、選ばれなかった「有徴」の孤児を採り上げた本作の視点は驚くばかりに独創的だ。 [review] (ジェリー) | [投票(1)] |
★4 | パット・オブライエンがディーン・ストックウェルを引き取るに至った経緯がよく分からないというのがまた感動的だ。少年よ、何があったにしてもこんな優しいおじいちゃんを悲しませるようなことをしてはいけないよ。と心から映画の中に入り込む。そして森の戦争孤児たち! ジョージ・バーンズのテクニカラー撮影! (3819695) | [投票] |
★3 | 当時の反戦映画はこのように遠まわしに語らなくてはならなかったのだろうか。 (丹下左膳) | [投票] |
★3 | 反戦メッセージは意外にも直截的に言葉で語られるのに、「緑色の髪」といういかにも暗喩めいた表現が回りくどくてもどかしい。一部のシーンに見られるシュールな感覚が全編を貫いていれば面白かったかも。 (太陽と戦慄) | [投票] |
★3 | こうも陰鬱さが画面を覆うのはジョセフ・ロージーだからか。赤狩りの影響かと思っていたが、生まれ持った資質ということか。照明の異様な突出が印象に残る。 (赤い戦車) | [投票] |