★5 | 娘は恋に恋し、男は失ったものに拘り、子供は好奇心そのままに夢中になる。船は川面を滑り、花は咲き、娘は水を浴び、人は歌い踊り、午睡に耽る。そして、命が生まれ、失われ、河は流れ、一日は終わり、始まる。ルノワールだ! (動物園のクマ) | [投票(2)] |
★4 | 河のほとりから階段をおりて河に入る。ほとりに佇むことは許されない。片足を失った退役兵にも、家族を失った姉妹たちにも河に入るべきときを自ら考え自ら実行すべきときが確実に訪れる。「受け入れる」ことの大切さが圧倒的な画力で静謐に主張された作品。 [review] (ジェリー) | [投票(1)] |
★4 | インドの陽気と湿度を得てルノワールの官能性が爆発している。ガンジスの流れのように刻まれる悠久の時間。至福の感覚である。ただし、ナレーションは鬱陶しい。どうしてもっと想像させてくれないのか。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 透き通る空の青。少女の着るドレスの青。 (ヤマカン) | [投票] |
★3 | インドに於ける特権階級の一家の話ではあるが、物語は悪くない。インドに対する敬意も理解もある。少女期の想いを上手く描けてはいる。しかし何故だろう、どれも惹き付け惹き込む程の魅力が無く、単純に言って詰まらない。 (死ぬまでシネマ) | [投票] |