「ヒッチコック」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
私が棄てた女(1969/日) |
途中までは何スティーブン・ソダーバーグ監督作『トラフィック』と見紛うカラーの効果的な使い方だったものの、ラストは意味ぷぅでした。 (ひゅうちゃん) | [投票] | |
日本版「道」。まさにジェルソミーナ。彼女は汚辱の中で生き、死に行くが彼女の内包するところは無償の愛の世界。彼女の中では密度の高い愛が形成されていたのだから不幸な女性なんかではない。男に愛されているのも感じ取っていたのだから。 [review] (セント) | [投票(3)] | |
棄てたのは、過去や階級であり親兄弟や自分史であるという自己反省と自己憐憫の高踏的語り口の彼方から、枠を撃ち抜き自走し始める奇跡の天使小林トシエのキャスティングこそ総て。それだけに、敢えて理に落ちたラストのパートカラーは余分だった。 (けにろん) | [投票(2)] |