★3 | ディベートを即興的軽喜劇にするというモーツァルト的知性と感性が第2話〜第4話を貫く。二人の主要人物の描き分けが話し方、倫理、行動、衣服あらゆる側面で丁寧に徹底されているが、多くの映画がこれを実現できないでいる。第1話の超越的美しさには言葉もない。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★4 | 「映画」の必要十分。映画とはつまるところこれでよいのだという確信。世界最高峰の喜劇演出家ロメールの面目躍如たるのは意地悪ギャルソンとの攻防を描いた第二話、およびファブリス・ルキーニへの絶大な信頼を基に撮られた第四話だが、真に圧倒的なのはやはり第一話だ。この時間演出の濃密さはただごとではない。 (3819695) | [投票(3)] |
★4 | ロメール作品の中で最初に観た。二人の少女を主人公とする魅力的な4つの物語。美しい場面も多かった。 (丹下左膳) | [投票] |
★4 | 都会から田舎に行った匂いと田舎から都会へ行った匂いの違いがユーモラスに描かれている、と言うより空気と光をフィルムに刻んだ感じ。エリックロメールのフィルターは持つべきですね。 [review] (ジャイアント白田) | [投票] |
★4 | 第一話が凄すぎる。女の子2人が喋ったり遊んだりしてるだけなのに一種の映画的高揚感さえ覚えた。ただしレネットはあんま好きなタイプじゃないな。後半2話がちょっと弱いのが残念。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | ささいなことをあくまでささいに撮りあげ、かつ、きっちりと「興奮させる映画」にしてしまう。ロメールがそういうことにかけてどんなに巧みなのか、それがよくわかる。 [review] (tredair) | [投票(9)] |
★5 | とにかく冒頭のパンクのシーンから、ずっと即興でやってるように見せる、自然さが凄いと思った。 偏屈で自己中な、レネットを陰ながらいつも優しく真摯に接する、ミラベルの辛抱強さには感心しました。 [review] (よちゃく) | [投票(2)] |