★4 | アンドレイ・タルコフスキー長編デビュー作は細い木と少年から始まる。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |
★3 | 演出家として上手とはあまり思えないのに、何かが残るのがこの監督の特徴かな。映画的興奮とも少し違う。無理を感じるのを乗り越えて、画面に惚れるか惚れないか、が境目。笑みが無くなった少年に3点。 (動物園のクマ) | [投票] |
★3 | 「少年兵」ほど痛ましい存在はない。しかしなんだかんだ云って仲間の兵士たちは彼のことを気にかけており、一種の幸福な―きわめて大きな不幸、の中の幸いでしかないが―関係が成立している。そこにささやかな安堵を覚えるとともに、たとえささやかでも安堵を覚えさせてはいけないだろうとも思う。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★4 | 恐ろしいほど繊細な反戦映画。回想シーンでの無垢な姿と斥候として過酷な任務に着く少年兵の姿を見事に演じ分けたニコライ・ブルリャーエフが素晴らしい。美しすぎるラストが切ない。 (パピヨン) | [投票] |
★5 | 何という美しい映画だろう。そして同時に何と哀しい物語か。 [review] (甘崎庵) | [投票(3)] |
★5 | 戦争を具体的に表現することなく、深層心理に焼き付ける映像は見事ですね。会話の中の戦争と少年の短い人生の悲哀。美しいシーンの連続。 [review] (chokobo) | [投票(2)] |
★4 | アンドレイ・タルコフスキー監督作品の中では、いちばん眠くならないよ。 (黒魔羅) | [投票(2)] |
★5 | 死は何も生みやしない。演技と分かる遺体にカメラが向けられると、混沌深い叫びが感じられる。そして少年の心は一体何処へ行ってしまったのだろう。惨いです、これが現状での生の輝きだとすると、苦痛に耐えられません。ただの映画で片付けたくない作品。 (かっきー) | [投票(1)] |
★4 | 痛ましいラストシーンは観るものの心を打たずにはいられない。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 風にバタバタいう扉と老人、騒々しい鶏。もっと生きたかったという壁の落書き。忘却、未練、懐郷、怨恨。埃まみれの書類が語る存在証明。肌に残る水の記憶。小さな顔写真。何もかもが歪んでいるのだということに、気付かない、気付かされなかった少年。
(tredair) | [投票(1)] |
★4 | 美しすぎる浜辺。あぁ、なんということだと唸るラスト。84/100 (たろ) | [投票] |
★4 | 回想シーンが瑞々しい。 (りかちゅ) | [投票(3)] |
★3 | キューブリック監督の『突撃』とキャリアの上で位置づけが似ているような気がする。戦争と少年を主題としたのはタルコフスキー監督の中では特異だが、こういったヒューマンドラマは明らかにキューブリック監督に軍配が挙がる。 [review] (スパルタのキツネ) | [投票] |
★4 | 現在進行形の部分は今だありきたりな物語の尻尾にひきずられ、その静謐描写の連続は倦怠との臨界ギリギリとも思われるのだが、回想シーンのシュールな突出が失われし恒久平和をリリカルに表して惜涙が滲む。その時制の往還が全篇に亘っていればと思わせた。 (けにろん) | [投票] |