★5 | リアリズムから象徴主義へ。見方によってはヴィスコンティのヘルムート・バーガーに対する「ピグマリオン」物にも見える。
[review] (ペペロンチーノ) | [投票(2)] |
★4 | 封切りのとき、おかしい場面でも誰一人として笑わない岩波ホールの観客に驚かされた映画。こんな品のないストーリーなのに生真面目に観ていた観客に驚いたっけ。 (動物園のクマ) | [投票(1)] |
★3 | 教授の奥底で生涯ひそかに鳴動し続けていたのは「人を欲する」という動物のごとき激情。この映画もまた『ベニスに死す』と同様、発見と啓示の瞬間に挫折、転落していく知識人の物語。気品と美しさが溢れているおかげでこの残酷な短調のテーマを味わうことができた。
(ジェリー) | [投票(1)] |
★3 | 独りでいたい、けど孤独も怖い。人間、悟りの境地に達することは容易には行かないものですな。 (モモ★ラッチ) | [投票] |
★4 | 悪意を皮肉な目で見た社会に転換してしまうのもヴィスコンティらしさと言えるかも。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★5 | 違う!これはマジだぜ!ホモをバカにするな!淀川長治先生を侮辱する者は許さないゾ! (chokobo) | [投票(3)] |
★4 | バート・ランカスター演じる教授の、何とせつないことか。 (黒魔羅) | [投票] |
★5 | 正当なのだが、どこか気恥ずかしさを感じる「私たちは皆、宇宙船“地球号”の乗組員!」てなアンニュイ文字の配列のキッチュなスローガン。それを創作した後は隠居、ではなくて、その後が大事ってことを教えてくれる作品。 [review] (ジャイアント白田) | [投票] |
★4 | 苦悩と煩悩の驕り?人の行く末を見据えた価値ある作品。悩みを口にするのとしないとでは視野の広がりは確かに違う。心の痛みが響き鬩ぐ思いが切ない。完璧に言葉で説明するのは難しいけど、監督の伝えたい心情を理解できる迄、観続けて生きたい作品。 (かっきー) | [投票(1)] |
★3 | ぶっ倒れた影響か以前と比べ求心力に欠ける印象。映像は豪華絢爛。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | ブラックユーモアととってもいいのだろうか。 [review] (tredair) | [投票] |
★3 | 名作の香りが漂いすぎて疲れた。映画って意気込んで見る物じゃないよね。 (りかちゅ) | [投票] |
★3 | 無礼と奔放は若さの象徴。老教授が彼等を受容してしまうのは、若さへの憧憬からか。 [review] (緑雨) | [投票(2)] |
★3 | 『テオレマ』倒置形のような設定だが悠々自適引き籠り老人に対しての共感がヴィスコンティに内在する以上ドラマ性も緩くなる。『勇者』なみの更なる悪意と過激が欲しいところだし屋内美術に魅力が無いので『ベニス』のような陶酔美もない。老残臭がする。 (けにろん) | [投票] |