★5 | 何だろう?この完成してるのに枯れてない感じ。『処女の泉』が『羅生門』なら、『野いちご』は『東京物語』。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(2)] |
★4 | 正視にたえない思い出は、いつ、何のきっかけで封印が解け、「刃物」となり急所を切りつけてくるか分からない。その「いつ」が人生の終わりにさしかかる時だとしたら・・・なんて恐ろしく、残酷な話なんだろう。 [review] (くたー) | [投票(10)] |
★4 | 登場人物が多い場面のほうが断然画面が生き生きしており、また単純に面白い。夢の中の食卓や事故夫婦が乗り込んで七人乗りになった車内。屋外の照明はやや飛ばしすぎか。物語自体は明快だが、冒頭の夢の不吉さを通奏低音とし、それをもって映画全体に含みを与えている。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★5 | 期待しないで観たのにいつまでも印象に残る映画。老年になって観ると、また違った感想を持つだろう。 (丹下左膳) | [投票] |
★4 | 一見暖かいがとても残酷。 (ドド) | [投票(2)] |
★4 | ベルイマンはこの当時はまだ40前の、“若い”監督であり、一方シェストレムは当時78歳。二人が代表する「過去」と「現在」のスウェーデン映画を見せる作りになっています。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★5 | ベルイマンの壮年期にこういう映画を作るセンスが凄い。黒澤は遺作でようやくたどり着いた。 (chokobo) | [投票(2)] |
★4 | 人の心を表す綺麗な作品。自分の生きる道を他人に指摘され激する大人達には価値感あり。強い事は大切だけど、涙する勇気も人には時に必要だと痛感した。本当の気持ちの答えは決して一つではないけど、自分を見つめ直す姿勢が過剰せず描かれ好感色に慕えた。 (かっきー) | [投票] |
★3 | 分かりやすい一本。夢のシーンのシュールさがまた面白い。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 幸福は、結局夢の中でしかない。彼のこれまでの現実は消せないし、先もどこまで変えていけるのかわからない。それでも、彼のよき未来を祈りたいとは思う。 [review] (tredair) | [投票(5)] |
★4 | 最初の悪夢のシーンが印象的。86/100 (たろ) | [投票] |
★5 | 若いとき見ました。ベルイマンも結構若いときに作っってしまったんですね。ひとの生と死(若さと老い)を見つめた映画です。後の映画はある意味ではこの映画の説明にすぎないのかもしれない。 (セント) | [投票(3)] |
★3 | 子供の時に見て、博士が妻に裏切られるシーンで興奮してしまった。今見れば違う見方もあるんだろうが。 (りかちゅ) | [投票] |
★3 | 端正な画面構成、手の込んだカット割りは演出の教科書のようだ。老人は、美しき嫁と若き男女3人組に伴われながら、自動車での道程を苦き人生に擬えつつ辿り、幼児に還ってゆく。静かな幸福感が漂う余韻が心地よい。 (緑雨) | [投票] |
★3 | 孤独の価値。 [review] (おーい粗茶) | [投票(3)] |
★3 | 頑なな心が省みるにはこれだけの孤独が必要だったとも言える。老いてなおこうした時間を持つ事が出来たこの主人公が羨ましい。 (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] |
★4 | 冒頭の「夢」こそ独表現主義的にエッジが効いてるが、物語が転がり始めても終ぞ大したことが起こらない。人当たり悪く妻が浮気した如き命題で大上段に構えすぎ、『第七の封印』同様若者が対置されるが如何せん清しくない。ただ、話法・描法のみ整然とし完璧。 (けにろん) | [投票(1)] |
★3 | 僕も年寄りになった時、こんな自責や後悔の念を抱きそうでとってもこわい・・・。 [review] (埴猪口) | [投票] |
★5 | 主人公が、おじいちゃんという事で、感情移入しにくいですね。 でもご老人なのに、身体の衰えを訴えるシーンがほとんどないんですね、そういう無駄を省いたってのが、この作品を分かりやすくしてると思います。 [review] (よちゃく) | [投票(2)] |