★4 | 所詮貴族社会のシンパシーとはいえ、俳優一人一人の美しい立ち振る舞いで、貴族的な誇り高い精神を描いてみせられると、ある種の感銘を受けずにはいられない。 [review] (くたー) | [投票(7)] |
★3 | 視界をさえぎる壁に満ちた捕虜収容所のシーンから一転して、見晴るかす風景を捉えた後半部への転調のすばらしさ。脚本や演出という殻すら突き破って屹立する人間くさい登場人物たち。そしてダースベイダーの映画的祖先としてのシュトロハイムの凄み! (ジェリー) | [投票(4)] |
★5 | 反戦映画の傑作として1度観ておくべき作品。往年の名監督シュトロハイムが俳優として印象的な演技を残す。 (丹下左膳) | [投票] |
★5 | 第2次世界大戦に向け、少しずつきな臭くなっていく時代にこうやってフランスとドイツの最高の役者達を集めてこれを作ってくれた。何よりその事に拍手を送るべきだろう。 [review] (甘崎庵) | [投票(2)] |
★4 | 昨今の戦争映画で臨場感たっぷりにドキドキしている世代としては、この設定や環境に今ひとつのめりこめない面があります。 [review] (chokobo) | [投票] |
★4 | 拝啓ルノワール監督。21世紀に入った現在も、戦争のない世界なんて「大いなる幻影」です。 (AONI) | [投票(2)] |
★3 | 後半の方が面白いです。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | でも戦争なんて結局殺し合いなんだなぁというのが正直なところ。1930年くらいに観てたら印象違ったかも。70/100 (たろ) | [投票] |
★5 | 「国境は人間が作ったものだ。戦争も人間がおこした。」 とにかく映像が美しい。シュトロハイムも貴族階級の崩壊、虚無まで演じ、この映画の深みをつけた。66年前とは思えない素晴らしい出来。甘い所はこの際無視。 (セント) | [投票(2)] |
★5 | ワクワクするストーリー展開と芸術性は同居しがたいと思うが、具現したのがこの映画。シュトロハイムは実に「怪物」 (りかちゅ) | [投票(3)] |
★3 | 特に強烈な印象はないが,渋い,佳い味の名作。 (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★3 | 敵味方が同じ貴族であることをもって、お互いを理解し合うというのが如何にも太平楽であり、あんまり琴線には響かなかった。ただ、脱走後に庶民であるギャバンが一時の平穏を得る山間部の描写は輝いている。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | 収容所や刑務所の類のボスというと、悪徳だったりおちゃらけだったりする役柄に慣れ親しんだ私たち世代にとって、シュトロハイムの気品は新鮮。彼自身が貴族階級の大いなる幻影。物語は美しい男惚れ。 (mal) | [投票] |