「ヒッチコック」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
激怒(1936/米) |
『M』の後日談ともとれる。孤立無援の人物に群集が冷たい仕打ちに及ぶという夢魔的モチーフがよく似る。『暗黒街の弾痕』にも類似構造があり、よほどフリッツ・ラング好みの展開なのだろう。このパターンを更に一ひねりしようとしたのだが空回り気味。 (ジェリー) | [投票(1)] | |
ナチス・ドイツを脱出して米国に渡ったラング監督のハリウッド第1作。ニュース映画が重要な証拠となるのは、ナチの宣伝映画に対する皮肉と思ってしまった。 (丹下左膳) | [投票] | |
フリッツ・ラングお得意の「私刑」と「復讐」の物語。襲撃してくる暴徒の連続アップはクレショフ効果や『戦艦ポチョムキン』からの影響を感じさせる。面白いがラストはやはり甘すぎるか。 (赤い戦車) | [投票(1)] |