「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
座頭市喧嘩太鼓(1968/日) |
佐藤允 は何なのか、それにもまして西村晃は何だったのか。小悪党が次から次へと現れては消えるだけ。映画の骨格をどう作るかを脚本段階で考え抜いておいて欲しい。勝新太郎のユーモアも筋から浮き上がり空回り。 (ジェリー) | [投票] | |
佐藤充、西村晃、藤岡琢也、ミヤコ蝶々、戸浦六宏。これだけの役者を配しながら誰一人として物語上で機能していない。牧野省三の言葉を借りるまでもなくスジの出来の悪さは娯楽映画にとって致命傷だ。いずれにしろ三田佳子には悲愴さが足りないのだが。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
これは面白い画作り。セット内に於いてもロケシーンに於いても常に垂直線が画面を区切っている。 [review] (町田) | [投票(1)] | |
傑作。アクションにしてもドラマ部にしても濃厚な演出が連続し、目が離せない。欲を言えばラストの決闘では太鼓の音が途切れた後、お互い音を出さずに相手の様子をうかがうような「間」があればなおのこと良かった。映画的なご都合主義を実践しただけの脚本だが、それ故に本作が不出来だというならば、ロメールの映画は全て駄作になってしまうだろう。 (赤い戦車) | [投票] |