★3 | 映画という、映像と言葉で物語る行為についての新たな冒険。この冒険行を登山に例えるとするならば、ゴダールは未踏の山をあるときは北壁から、別のあるときには南壁から、そして、時には厳冬期を好んで選び昇っていくようなところがある。 [review] (ジェリー) | [投票] |
★4 | なんて綺麗な映画。田舎の道路。美しい構図。体格の良い男が道を奥に歩いて行くショット。また、奥から歩いて来るショット。探偵かと思ったが、中盤で編集者だと云う。取材をしていると。名前は、アブラハム・クリムト。
[review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★3 | ゴダールという真摯な芸術家の表現の一端に触れること自体を、貴重な体験だと思いたい。 (buzz) | [投票] |
★5 | 異様に美しく、異様に緊張感があり、異様に不穏で、何かが起こりそうな瞬間のみ切り取られている。画面に注視していれば飽きる暇など一切ない。後期ゴダールの傑作。照明の圧倒的な素晴らしさ。 (赤い戦車) | [投票] |
★1 | 私の思うゴダールらしいゴダール映画。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |
★4 | 入れ子細工の中身に関して訴求するものを持たぬが側の調査員絡みはゴダール作品中稀有なケレン。レマン湖畔で奥のフェリーを追っての移動撮影は空気の透明度も相まり天上界の風景めいてる。調査の顛末の停滞感と不如意な様はロメールのようでもある。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | 純粋にキリスト教的な作品。「我々は待ち望まれてこの地上にやって来た」「願いは叶いました」。吃音者、障碍者を取り上げるのがゴダールの成熟を示して美しい。 [review] (寒山拾得) | [投票] |