★4 | ゴダールの映画はいつでも面白いし、いつでも魅力的だ(ちょっと言い過ぎ)。こんな小品でも圧倒的な力強さと云ってもいい美しさがある。それは「豊かさ」と云い換えるべきかも知れない。ウェルズの豊かさやフォードの豊かさとも違うゴダールにしかない「意味」の豊かさとでも云えばいいか。 (ゑぎ) | [投票] |
★4 | この支離滅裂ぶりには微笑ましさすら感じてしまった。ゴダールって女優をすごく綺麗に撮る人だと思う。ジャン・ピエール・レオーも相変わらずいい味出してる。 (太陽と戦慄) | [投票(2)] |
★3 | ソニマージュは匙加減を間違えると映像と音のバランスが崩れてしまう。本作はいささか音が氾濫しすぎて、視覚的快感の高まりを阻害しているように思う。黒沢清のフェイヴァリットらしいが、人物の入り乱れた学芸会みたいなノリは、確かに彼の作品にも通底する部分がある。 (赤い戦車) | [投票] |
★2 | ゴダールの『パルプ・フィクション』。たかが映画じゃないか。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |
★3 | 冒頭まさかと思わされるジャンル映画の醍醐味が当然あるわけもなくホテルを舞台にした群像劇のドラマトゥルギーは雲散する。それでもゴダールやから仕方ないが通る人徳であろう。アグファのネオンサインと記号化する「金返せ」は仏時代の残滓を思わせる。 (けにろん) | [投票] |