★3 | この映画の機能と性能を語るとすれば、実在者の伝説化に加担するだけの単機能映画、かつ感動の奥行きも浅いゆえに高性能ともいいがたい。しかし、ケイト・ブランシェットの機能と性能という観点に立つと、彼女を一躍有名にした『エリザベス』での彼女を超えている。つまり一実在者の伝記映画ではなくスターの映画なのだ。 (ジェリー) | [投票] |
★3 | シュマッカーはこゝでも手堅い演出を見せる。ケイト・ブランシェットには常に瞠目する。ジェラード・マクソーレイの悪役造型もいい。ただ本作でも回想の二重構造を取る必要なんて全然ないと思ってしまう。ラスト近くに時制が戻ってからの高速度撮影が鬱陶しく余計にそう感じる。サイアラン・ハインズの役どころも中途半端。 (ゑぎ) | [投票] |
★3 | ブランシェットのファーストシーンの目の醒めるような知的な美貌、冴えた映像と素晴らしい出足。彼女は、正義として行動したのでなく、ジャーナリストとしての仕事の面白さが彼女を高みに持ち上げていったような気がする。 [review] (セント) | [投票(1)] |
★4 | 本物のヴェロニカというのがどんな人だったかは分からないけど、こんなのをパートナーにしてしまうと家族は本当に大変でしょうねえ。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★3 | 事実を基にした物語だからと云って、ここまで映画的サプライズを排してしまって、果たして良いものだろうか。仕事に家庭に、堅実で破綻の無いシュマッカー演出は、全く飽きさせないし、エピローグで心を揺さぶられもしたのだけれど、もう少し、「映画」として彼女の人生を愉しみたかった。悪玉ジェラルド・マクソーレイは好演。 (町田) | [投票(1)] |
★3 | 何がそこまで彼女を突き動かしたのか見えてこない。実物のヴェロニカに迫れてないじゃないかな。実際、本人の方が年齢よりも老けているぐらいの厳しさが顔に表れてカッコいいしな。 (TOMIMORI) | [投票] |
★4 | 悪い奴ほど確実に滅びる。今のうちによく寝ておけ。みたいな映画(だいぶ違う?) [review] (G31) | [投票] |