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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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パッチギ!(2004/日)************

★3たぶん監督は愚連隊の兄ちゃんたちの喧嘩にまみれた青春が描きたかっただけなのだろう。深い考えなしにテーマ性をかぶせてしまったおかげで、いびつなものが出来上がってしまった。もっと作り込んでほしかった。[ヤクルトホール (試写会)] (Yasu)[投票(4)]
★4この井筒和幸のテンションの持続は大したもんだ。私も一部のシーン、例えば葬儀シーンの述懐や、クライマックスのクロスカッティングなんかは平板だと思うのだが、しかしそれも帳消しになるぐらいパワフル。描き方に過不足はあっても、とにかく「やりたかったことがきちんとやれている」映画の清清しさがある。 (ゑぎ)[投票(7)]
★4いい映画だなあ。青春の息吹がみなぎっている。ラストに向かうまでのみんなの激しい鼓動。うごめく心。動きようのない閉塞性。そのとき青春していた私としてはまことに自分の私小説のような映画で緩やかなほほを伝わる涙が時代を超えた。 [review] (セント)[投票(12)]
★5フォークル世代の掘り起こしと、現在の日韓問題、朝鮮半島問題のいずれもをわかりやすくあぶりだした。見事だ! [review] (chokobo)[投票(1)]
★5井筒和幸という人は、その言動から「お前の映画だって、なんてことないじゃんかよっ!」と思われがちだったりするのだが、この映画に限っては素直に認めてあげてもいいんじゃないかと思う。ていうか、認めてあげてください。 [review] (ナム太郎)[投票(2)]
★4溢れる破壊衝動と激しくも淡い異性への思いを抱えつつ、自らの動かしがたい境遇と社会の巨大な矛盾に気づき、思春期の少年たちは虚勢だけをたよりに日々を生きる。その全てが一気に昇華されていく河原の決闘シーンでは、共感と郷愁の涙が止まらなかった。 [review] (ぽんしゅう)[投票(13)]
★4泥臭さ上等。井筒監督の魅力はその点にこそあるのですから。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★4沢尻エリカはこの時がピークだったね。」と今後語り継がれることになるでしょうね・・・ (RED DANCER)[投票(2)]
★5フォークルの歌の良さとヒロイン沢尻エリカの魅力がこの青春映画を支えている。清楚さの中に、何ものをも期待しないかのような倦怠と、何ものをも諦めぬ凛々しさを感じさせる彼女を、八千草薫の再来、と云ったら云い過ぎだろうか。 [review] (町田)[投票(16)]
★3清々しい快作 (TOMIMORI)[投票]
★4「映画の後半部を盛り上げる方法」という名の教則本がどこかにあるのではと疑うくらい、前半部の凡庸さと比べ後半の盛り上がりが素晴らしかった。 [review] (G31)[投票]
★3懐かしい…何もかも。(05・11・21) [review] (山本美容室)[投票(1)]
★4結局のところ「時間」でしか解決できない問題というのは存在するのだろう。単純に歌のメロディーがいいんだな。 (赤い戦車)[投票]
★3なんのことはないいつものベタベタ井筒映画。ロッテの小宮山のピッチングみたいなもんで、落差が激しいから実際よりも速く見えるだけ。でも、日本人なら観た方がいい。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(10)]
★4第一に登場人物(役者)たちの放つ輝き、第二にフォークルの音楽をはじめ数々のガジェットが表現する時代感、第三に観光地ではなく生活地としての新鮮な顔を見せる京都の町。これらの圧倒的魅力が、このベタな直球勝負を勝ち戦へと押し上げている。 [review] (緑雨)[投票(1)]
★4ガキ帝国』『岸和田』の男子祭り系譜と『のど自慢』『ゲロッパ!』の歌謡映画系譜を巧みにミックスさせた集大成と言えばそうだが加減が程良すぎる一方なおざりな感じもした。「朝鮮人になれる?」の真摯な問いへの落とし前位はつけるべき。 (けにろん)[投票(9)]
★4至極まっとうな感覚を持った、誠実な大人により語られた、実にバランスの良い話(メッセージ)だ。随所で良い映画だと溜息をつかされた。まったく理想的な仕事と思わされる脚本(構成)で、クライマックスは演出の情熱に浮かされた。 [review] (kiona)[投票(1)]
★4井筒和幸らしいコミカルで笑えるシーンもいっぱいあるが、端的なエピソードで語られる在日朝鮮人の重い事実が胸に迫って、ラストは泣ける。塩谷俊高岡蒼佑を始め若手キャストのやんちゃ振りも爽快な井筒久々の快作。['05.1.23MOVIX京都] (直人)[投票(2)]
★3主要キャストはもう少しうまい人を選んだ方がいいと思う。 (kenichi)[投票]
★5加藤和彦の音楽監督による松山猛の伝記。語り継がれるべき文化史を井筒はかつての大島のように、極彩色の演出で塗り潰したうえで、彼等を讃えている。 [review] (寒山拾得)[投票(5)]