★4 | セットの細部、凝ったコスチューム、複雑な筋、そして「怪物」と、すべてが1990年代の映画の先取りだ。しかも底流に生き生きと1970年代の感覚が………。 (ジェリー) | [投票(3)] |
★5 | 町社会における名士の権力増大過程と、それが大きな利害に絡むと弱い人間は名士の腰に付き過ぎて町が封建社会で退屈で手抜き役所事務化するという点を見事なアイデアで表現されている!! (ジャイアント白田) | [投票(3)] |
★5 | ハリウッドが量産してきたフィルムノワールの系譜の中でもとりわけ1970年代以降では傑作中の傑作。ジャンルのフレームワークを破壊することなく、キチンと収まりがならも人物造型の深みの点で突出した魅力を放っている。ノスタルジーに浸り切った『さらば愛しき女よ』などとは比較にならない映画らしさがこゝにはある。 (ゑぎ) | [投票(3)] |
★4 | まさに、3大俳優による三すくみの映画。F.ダナウェイがすごい演技。ヒューストンの重鎮。ニコルソンは狂言回し。映画の流れからすると、最初の1時間がものすごい退屈。だがその時間は後半の急な展開を助長するものなのだ。 [review] (セント) | [投票] |
★5 | 当時『ゴッドファーザーPART2』が同じ年に作れられていなかったらアカデミー賞を受賞していたでしょうね。ポランスキーの最高傑作だと思います。時代が良く表現されていましたね。 [review] (chokobo) | [投票(2)] |
★4 | 若くともすでにニコルソンなニコルソンに、ダナウェイの媚薬的芳香、重鎮ヒューストンという三者三様の濃厚なソースが絡み合う力強い作品だが、決して下品にならず、むしろ非常に繊細な味わいを感じる仕上がりになっているところが凄い。 [review] (ナム太郎) | [投票(1)] |
★3 | 仕立ての良い服が体にしくり馴染むような心地よさで物語りは語られ、さりげなく調理された活きの良い素材のように役者たちの味が染み出る。その華美さを排除したオーソドックスな演出が、チャイナタウンで迎えるエンディングの映画的純度をより高めている。
(ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★4 | ニコルソンとチャイナタウン…いかがわしさの自乗ですな。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★4 | ジャック・ニコルソン若いけど、頭は結構来てましたね・・・。フェイ・ダナウェイってこんなにおばさんでしたっけ・・・? (RED DANCER) | [投票] |
★5 | 豪華壮麗な悲愴美が機能している。劇中の懐中時計は車に轢かれてることによって、初めて時間を指し示す。悲しい事件があって、ポランスキー監督の内面世界は際限なく凍りついているようだ。記憶装置としての映画の恐ろしさを見よ! (いくけん) | [投票(7)] |
★4 | フェイ・ダナウェイ眉毛細すぎ (TOMIMORI) | [投票] |
★4 | ジャック・ニコルソンの探偵役がハマり。狂気を表現してきた風貌が、不屈さとシャープさも表せるとは。個人的にはボギーを超えるかも。 [review] (G31) | [投票(2)] |
★3 | ハードボイルドな雰囲気作りが見事。血も凍るラストシーンは下手なホラーよりよっぽど怖い。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | ジャック・ニコルソンは映画界の江夏豊だ。彼は作品に恵まれているのか?それとも作品を押し上げているのか? [review] (ペペロンチーノ) | [投票(9)] |
★3 | '30年代の時代感の創出が素晴らしい。ぐんぐん進んでいく展開はテンポ良く、長さはまったく感じないのだが、謎解きを楽しむという観点ではちょっと期待外れかも。 [review] (緑雨) | [投票] |
★3 | 30年代復刻ブームに乗った企画はポランスキーの内実から生じたものとは思えず、がしかし、アルチザンとしての高度な技量を駆使し魅せるものにしてみせる。ニコルソンのニヒリズムは文句ないが、利権と色欲の権化には老ヒューストンは枯れすぎ。 (けにろん) | [投票] |
★3 | ムード溢れる作品作りは、さすがのロマン・ポランスキー。ストーリー自体は、ちょっと間延びしてるが、ムードと終盤の畳み掛けるような展開でチャラ。ジャック・ニコルソンは、こーゆー役が似合うなぁ。フェイ・ダナウェイって、『俺たちに明日はない』と本作しか見た事無いけど、ラストあーなっちゃう役ばっかり?眉毛細過ぎだが、ハードボイルド物にはピッタリなクールビューティ振り。['07.5.24DVD] (直人) | [投票] |