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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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アワーミュージック(2004/仏)************

★3神曲』という基礎に打ち立てられたベイブレードの世界観。人と人が、民族と民族がコマのように高速回転しながら、瞬時にぶつかり合ってはお互いを傷付けて回転の速度や軌道を変えていく不可逆運動が世界の本質であるという直感の映像化。この原理ゆえに悲劇は連続する。 (ジェリー)[投票]
★5地獄篇のコラージュ。煉獄篇の歩道を駆けるオルガを捉えたショット。柔らかな光が清々しい天国篇。わずか80分にも満たない時間の中に、これほどまでに多様な映画が存在していることにはやはり驚きと喜びを隠せない。時の経過と共にその思いは益々深くなる。 (ナム太郎)[投票(1)]
★3鋭敏な音の感覚は衰えておらず。本人の講義以降の後半が面白い。『ヒズ・ガール・フライデー』の切り返し、映画の原理(光)について。どうも老人の独り言といった印象が拭えないのだけれども。 (赤い戦車)[投票]
★5すでにお馴染みの方法論による、難解な処のないとても率直で気持ちのいい作品。2010年代のゴダールは、うわあ青臭いもの撮っちゃったぜと振り返ったかも知れない。「人生は自分を敗者だと確信して生きる闘いだ」。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]